今日は福田組(1899)の株主優待と配当について紹介する。
福田組(1899) | |
何がもらえる? | QUOカード(クオカード) |
いつ買えばいい? | 2023年12月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約88万円 (200株) |
配当金は? | 12,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.95% |
福田組(1899)の株主優待の内容
まずは、福田組(1899)の株主優待の内容だ。
福田組(1899)の株主優待は、QUOカード(クオカード)2,000円分だ。
保有株数が200株以上の株主全員がもらえる。
1年以上保有している株主には、追加で3,000円分が追加される。(合計5,000円分)
年に1回、12月末日時点の株主に配布される。
クオカードは使い勝手がいいので、株主優待としてもらえるのは嬉しいね。
福田組(1899)とはどんな会社?
株式会社 福田組は、新潟県を地盤とし全国展開をする建設会社(中堅ゼネコン)である。
本社は新潟県新潟市中央区一番堀通町であるが、東京都千代田区九段北にも東京本社・本店がある。
中堅ゼネコンでは珍しく、自社技術で超高層ビルを建築することができる。
国土交通省(北陸地方整備局長・九州地方整備局長)より“工事成績優秀企業認定”を受けており、表彰している。
福田道路等の子会社及び関連会社が多数あり、福田グループを形成している。東証プライム。
1927年設立。従業員数は2,094。
売上高は1,857億6,400万円。
純利益は59億7,900万円。
純資産は713億3,500万円だ。
(2020年時点)(参考:ウィキペディア)
福田組(1899)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の福田組(1899)の株価は、4,415円(2023年1月時点)だ。
200株だと「約88万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、福田組(1899)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約88万円の投資で、2,000円分のQUOカードが優待としてもらえるので、優待利回りは0.23%だ。
うーん、かなり少ないね。
優待がQUOカードというのは良いのだが、必要投資額が80万円以上というのはあまりにも高すぎる。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年12月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月27日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の12月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
福田組(1899)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の福田組(1899)は魅力的かを見ていこう。
福田組(1899)の配当利回りは、2.73%だ。
100株分、約44万円投資したら→年間12,000円。
200株分、約88万円投資したら→年間24,000円がもらえる。
配当は悪くないが、ちょっと物足りないね。
配当の基準日は?
福田組(1899)の配当の基準日は6月末日と12月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年6月28日と2023年12月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に福田組(1899)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.95%だ。
うーん、利回りだけ見ると悪くはない。
ただ、株主優待をもらうために200株分投資をしないといけないというのは、ちょっと高すぎる。
これだと、株価変動が気になって、株主優待どころではなくなってしまう。
残念だが、株主優待と配当目当てに投資をするような銘柄ではなさそうだ。
次に行こう。