柿安本店(2294)は2022年1月に株主優待制度を廃止することを発表した。
本稿では、以前までの株主優待の内容と、最新の株価、配当の状況を紹介する。
柿安本店(2294) | |
何がもらえる? | 優待券など |
いつ買えばいい? | 2月末日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約21万円 (100株) |
配当金は? | 8,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 3.89% |
柿安本店(2294)の株主優待の内容
まずは、柿安本店(2294)の株主優待の内容だ。
柿安本店(2294)の株主優待は、①優待券(1,000株以下)、②グルメフリーチョイス引換券(1,000株以上)だ。
保有株数が100株以上300株未満の場合、①優待券が1枚(1,000円分)。
300株以上500株未満の場合、①優待券が3枚(3,000円分)。
500株以上800株未満の場合、①優待券が5枚(5,000円分)。
800株以上1,000株未満の場合、①優待券が8枚(8,000円分)。
1,000株以上2,000株未満の場合、②グルメフリーチョイス引換券が1枚(10,000円分)。
2,000株以上3,000株未満の場合、①優待券が5枚(5,000円分)と②グルメフリーチョイス引換券が1枚(10,000円分)。
3,000株以上の場合、②グルメフリーチョイス引換券が2枚(20,000円分)がもらえる。
①優待券は、全国の柿安系列のレストランや総菜店で利用できる。
利用できる店舗はこちら
②グルメフリーチョイス引換券は、以下の中から好きな商品と交換できる券のようだ。
・すき焼用松阪牛 580g(わりした付)
・しゃぶしゃぶ用松阪牛 580g(ごまだれ付)
・柿安プレミアムあぐ~しゃぶしゃぶセット 800g(ぽん酢付)
・株主ご優待利用券(1,000円券×10枚)
・しぐれ煮詰合せ
優待は年に1回、2月末日の株主に配布される。
柿安本店(2294)とはどんな会社?
柿安本店は、三重県桑名市に本社を置く、食品メーカーだ。
元々、1871年に赤塚安次郎が現在の三重県桑名市に牛鍋店柿安を開業したのが始まりだった。
柿安という名前は、創業者である赤塚安次郎が果樹園において柿を栽培しており「柿の安さん」「柿安」と評判になっていたことに由来するそうだ。
東証プライム。
1968年創業。従業員数は996人。
売上高は372億8900万円。
純利益は2億6300万円。
純資産は148億0000万円だ。
(2021年時点)(出処:ウィキペディア)
現在では、精肉店をはじめ、総菜店「柿安 牛めし」「KAKIYASU DINING」、レストラン「炭火焼ステーキ すき焼 しゃぶしゃぶ 柿安」、「三尺三寸箸」、和菓子屋「口福堂」などを展開している。
柿安本店(2294)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の柿安本店(2294)の株価は、2,059円(2023年1月時点)だ。
100株だと「約21万円」で購入できる。
柿安本店(2294)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の柿安本店(2294)は魅力的かを見ていこう。
柿安本店(2294)の場合、配当利回りは3.89%だ。
100株分、約21万円投資したら→年間8,000円。
500株分、約105万円投資したら→年間40,000円がもらえる。
配当はなかなか良いね。
最後に柿安本店(2294)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは3.89%だ。
なかなか良いね。
これまであった株主優待が廃止となってしまったのは残念だが、その分配当が増えた。
これなら配当目当ての投資もありなのではないだろうか。
気になる方は是非チェックしてみてもらいたい。