今日は歌舞伎座(9661)の株主優待と配当について紹介する。
歌舞伎座(9661) | |
何がもらえる? | 歌舞伎座招待券 |
いつ買えばいい? | 2023年2月24日 2023年8月29日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約97万円 (200株) |
配当金は? | 500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 0.21% |
歌舞伎座(9661)の株主優待の内容
まずは、歌舞伎座(9661)の株主優待の内容だ。
歌舞伎座(9661)の株主優待は、劇場歌舞伎座の招待券(1、2階席)だ。
保有株数が150以上450株未満の場合、年間1枚。
450株以上750株未満の場合、年間3枚。
750株以上1,000株未満の場合、年間6枚。
1,000株以上1,500株未満の場合、年間8枚。
1,500株以上2,000株未満の場合、年間12枚。
2,000株以3,000株未満の場合、年間16枚。
3,000株以上5,000株未満の場合、年間24枚。
10,000株以上の場合、36枚がもらえる。
年に2回、2月末日と8月末日時点の株主に配布される。(保有株数が1,000株未満の場合は年に1回。)
歌舞伎ファンには嬉しい優待だね。
歌舞伎座(9661)とはどんな会社?
歌舞伎座は、東京都中央区銀座四丁目にある歌舞伎専用の劇場を運営する会社だ。
歌舞伎座は、火災や戦災に遭うなど様々な変遷はありましたが、今日に至るまで名実ともに代表的な歌舞伎劇場として知られる。
歌舞伎座の開場は、1889年。
従来の劇場は地名や座元の名を冠するのが例であり(新富座、中村座など)、「歌舞伎座」という名称は異例だったようだ。
「歌舞伎座」とはもともと普通名詞として用いられた言葉で、「卑賤視されていた小芝居の対極にある権威ある大芝居の劇場を意味していた」。
現在の歌舞伎座設立にあたり「その普通名詞を、福地桜痴は固有名詞として天下に示したのである」。
しかしこれは間違いで普通名詞としての用法はなかったという説もあるようだ。歌舞伎座は大正時代から松竹の直営で経営を行ってきましたが、4度建て直されており、2014年現在のものは5代目のもの。
現在は、株式会社歌舞伎座が所有している。東証スタンダード。
1949年設立。従業員数(連結)は63人。
売上高は45億3,014万6千円。
純利益は2億9,437万7千円。
純資産は101億8,736万4千円だ。
(2015年時点)(参考:ウィキペディア)
歌舞伎座(9661)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の歌舞伎座(9661)の株価は、4,825円(2022年12月時点)だ。
200株だと「約97万円」で購入できる。(優待は150株からだが、単元株数が100株のため、実質200株から。)
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、歌舞伎座(9661)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約97万円の投資で、年間1,000円相当の招待券が株主優待としてもらえるので、優待利回りは0.10%だ。
利回りで見るとちょっと寂しいね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、2月末日と8月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年2月24日と2023年8月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、2月24日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の2月27日に現渡決済すればOKだ。
8月は、8月29日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の8月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
歌舞伎座(9661)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の歌舞伎座(9661)は魅力的かを見ていこう。
歌舞伎座(9661)の配当利回りは、0.10%だ。
100株分、約48万円投資したら→年間500円。
200株分、約97万円投資したら→年間1,000円がもらえる。
配当は無いものと同じだね。
配当の基準日は?
歌舞伎座(9661)の配当の基準日は2月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年2月24日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に歌舞伎座(9661)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは0.21%だ。
かなり寂しい利回りだが、歌舞伎ファンにとっては、歌舞伎座の株を保有するということは、特別な気持ちなのではないだろうか。
気になる方は是非チェックしてみてほしい。