今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は戸田建設(1860)の株主優待と配当について分析していく。
戸田建設(1860) | |
何がもらえる? | ①共通宿泊割引券(2枚)と ②優待商品(選択制) |
いつ買えばいい? | 2023年9月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約69万円 (1,000株) |
配当金は? | 2,700円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 5.29% |
戸田建設(1860)の株主優待の内容
まずは、戸田建設(1860)の株主優待の内容だ。
戸田建設(1860)の株主優待は、①共通宿泊割引券(2枚)と②優待商品(選択制)だ。
①共通宿泊割引券は、戸田建設グループが保有・運営する「ホテル&リゾート サンシャイン サザンセト」(山口県大島郡周防大島町)及び「リヴェルト京都鴨川」(京都府京都市上京区)の宿泊が最大で30%割引となる。
②優待商品(選択制)は、A:季節のプレミアムジャム、B:山口大島みかん缶詰、C:海匠國近幸ふくセット、D:彦右衛門醤油セット、E:ふくあぶり焼き、F:いりこそば、G:丹後・海の幸三昧、H:京珈琲 (それぞれ約1,500円相当)の中から好きなものが選べる。
保有株数が1,000株以上の株主全員がもらえる。
年に1回、9月末日時点の株主に配布される。
ホテルの宿泊費は、だいたい一人15,000〜20,000円なので、例えば休前日に20,000円の部屋に泊まる場合、優待の割引で4,000円得することになる。
これが年間2枚もらえるので、二人で宿泊すると、8,000円得する。
戸田建設(1860)とはどんな会社?
戸田建設株式会社(とだけんせつ、英称:TODA CORPORATION)は、日本の建設会社。
日本のゼネコン準大手の1社。建築を主体事業とする三菱UFJ系の企業。
歴史的建造物など戦前から官公庁関連や大学関連に数多くの実績を持ち、特に医療・福祉関連施設を多く手掛けている。
同じく土木を主体とする、準大手ゼネコンの西松建設(みずほ系)と技術提携を結んでいる。
もっとも大きな特徴として堅実経営が挙げられ、ゼネコン屈指の強固な財務体質を備える。
自己資本比率35.8%と、業界トップレベルの安定性を持ち、有利子負債を上回る預金を持っており、事実上の稀有な無借金ゼネコンでもある。
こういった良好な財務体質から、R&I(格付け投資情報センター)等の格付けにおいて、大手ゼネコンに並ぶA-に位置づけられるなど、社会的な信用・評価は高い。
バブル崩壊の折にもその堅実経営により金融支援を受けていないことから、三井住友建設や長谷工コーポレーション等の金融支援を受けた準大手Bゼネコンと区別され、西松建設や前田建設工業等とともに準大手Aに分類されている。
他の特徴として、
* 平均勤続年数が21.9年(2008年3月時点)であり、全産業中10位、業界2位と上位に位する。(「働きやすい会社2008」(日本経済新聞社)による)
* 一級建築士を保有する社員数が約1,200人(2008年3月時点)であり、全社員の約30%(建築社員の約40%)と、業界トップクラスの水準。
等があげられる。東証プライム。
1936年。従業員数は5,296人。
売上高は5,104億3,600万円。
純利益は255億9,500万円。
純資産は2,691億1,930万円だ。
(2019年時点)(参考:ウィキペディア)
戸田建設(1860)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の戸田建設(1860)の株価は、688円(2023年2月時点)だ。
1,000株だと「約69万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、戸田建設(1860)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約69万円の投資で年間9,500円分の株主優待がもらえるので、優待利回りは1.38%だ。(戸田建設の運営するホテルに2人で宿泊する場合)
ちょっと物足りないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、9月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年9月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、9月27日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の9月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
戸田建設(1860)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の戸田建設(1860)は魅力的かを見ていこう。
戸田建設(1860)の配当利回りは、3.91%だ。
100株分、約7万円投資したら→年間2,700円。
1,000株分、約69万円投資したら→年間27,000円がもらえる。
配当はなかなか良いね。
配当の基準日は?
戸田建設(1860)の配当の基準日は3月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年3月29日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に戸田建設(1860)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは5.29%だ。
利回りを見るとなかなか良いね。
ただ、必要投資額が高いのが気になった。
配当がいいので、配当目当てで100株分投資をするのもありだと思う。
気になる方は是非チェックしてみてほしい。