株主優待

戸田建設(1860)の株主優待と配当を徹底分析してみた

今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。

今回は戸田建設(1860)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。

戸田建設(1860)
何がもらえる? 優待商品(選択制)
いつ買えばいい? 2024年3月27日
(年1回)
いくら買えばいい? 約103万円
(1,000株)
配当金は? 2,800円
(100株)
優待と配当の合計利回り 2.86%

戸田建設(1860)の株主優待の内容

まずは、戸田建設(1860)の株主優待の内容です。

戸田建設(1860)の株主優待は、優待商品(選択制)です。

以下(それぞれ約1,500円相当)の中から好きなものが選べます。
A:季節のプレミアムジャム
B:山口大島みかん缶詰
C:海匠國近幸ふくセット
D:丹後・海の幸三昧
E:京珈琲ドリップコーヒーセット
F:彩果しずく
G:鹿野コリコリ豚軟骨カレー
H:七瀬乃恵瓦そば

保有株数が1,000株以上の株主全員がもらえます。

年に1回、3月末日時点の株主に配布されます。

戸田建設(1860)とはどんな会社?

戸田建設株式会社(とだけんせつ、英称:TODA CORPORATION)は、日本の建設会社です。
日本のゼネコン準大手の1社。

建築を主体事業とする三菱UFJ系の企業。
歴史的建造物など戦前から官公庁関連や大学関連に数多くの実績を持ち、特に医療・福祉関連施設を多く手掛けています。
同じく土木を主体とする、準大手ゼネコンの西松建設(みずほ系)と技術提携を結んでいます。
もっとも大きな特徴として堅実経営が挙げられ、ゼネコン屈指の強固な財務体質を備えています。
自己資本比率35.8%と、業界トップレベルの安定性を持ち、有利子負債を上回る預金を持っており、事実上の稀有な無借金ゼネコンでもあります。
こういった良好な財務体質から、R&I(格付け投資情報センター)等の格付けにおいて、大手ゼネコンに並ぶA-に位置づけられるなど、社会的な信用・評価は高いそう。
バブル崩壊の折にもその堅実経営により金融支援を受けていないことから、三井住友建設や長谷工コーポレーション等の金融支援を受けた準大手Bゼネコンと区別され、西松建設や前田建設工業等とともに準大手Aに分類されているます。
他の特徴として、
* 平均勤続年数が21.9年(2008年3月時点)であり、全産業中10位、業界2位と上位。(「働きやすい会社2008」(日本経済新聞社)による)
* 一級建築士を保有する社員数が約1,200人(2008年3月時点)であり、全社員の約30%(建築社員の約40%)と、業界トップクラスの水準。
等があげられます。

東証プライム。
1936年。

従業員数は5,296人。

(参考:ウィキペディア)

戸田建設(1860)の株主優待はいくらでもらえる?

現在の戸田建設(1860)の株価は、1,031円(2024年3月時点)です。
1,000株だと「約103万円」で購入できます。

ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、戸田建設(1860)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料1,025円がかかります。(SBI証券の場合)

クロス取引についてはこちら

約103万円の投資で年間1,500円分の株主優待がもらえるので、優待利回りは0.15%です。

かなり少ないですね。
以前までは、戸田建設が運営するホテルの共通宿泊割引券が株主優待としてもらえたのですが、2023年度を最後に廃止となってしまいました。
100万円もの投資をして、たったの1,500円相当の商品しかもらえないというのはかなり物足りないですよね。

具体的に権利日はいつ?

株主優待の基準日は、3月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。

実際の権利日は、2024年3月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。

クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月27日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の3月28日に現渡決済すればOK。

一目でわかる株主優待カレンダーはこちら

戸田建設(1860)の配当は?

次に、配当目的の投資として考えた場合の戸田建設(1860)は魅力的かを見ていきましょう。

戸田建設(1860)の配当利回りは、2.72%です。

100株、約10万円投資したら年間2,800円
1,000株、約103万円投資したら年間28,000円がもらえます。

配当はなかなか良いですね。

配当の基準日は?

戸田建設(1860)の配当の基準日は3月末日です。

実際の権利確定日は、2024年3月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。

最後に戸田建設(1860)の株主優待と配当をまとめてみると

優待と配当合わせて利回りは2.86%です。

利回りを見ると悪くないですね。
ただ、必要投資額が高いのが気になりました。

正直、100万円もの投資をしてもらいたい優待の内容ではありません。

優待と配当目当てに投資をするような銘柄ではありませんね。
残念ですが、次に行きましょう。

戸田建設 IR情報