今日は山崎製パン(2212)の株主優待と配当について紹介する。
山崎製パン(2212) | |
何がもらえる? | 自社商品詰め合わせ3,000円相当 |
いつ買えばいい? | 2022年12月28日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約156万円 (1,000株) |
配当金は? | 2,200円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.60% |
山崎製パン(2212)の株主優待の内容
まずは、山崎製パン(2212)の株主優待の内容だ。
山崎製パン(2212)の株主優待は、3,000円相当の山崎製パン製品詰め合わせだ。
保有株数が1,000株以上の株主全員がもらえる。
年に1回、12月末日の株主に配布される。
具体的な優待品の内容は、2020年12月期を例に取ると、以下。
・カステラ(5枚スライス)
・フルーツケーキ(5個入)
・ショコラケーキ(5個入)
・パン屋さんが作ったジャム (ストロベリー・マーマレード)
・山崎謹製水ようかん(小豆・小倉・栗・抹茶)
意外にもパンではなく、焼き菓子などだった。
まあ、当然賞味期限も考慮して内容が決まっているのだと思うが、なんとなくパンがもらえると思っていたので、少しだけ残念だ。
山崎製パン(2212)とはどんな会社?
山崎製パンは、東京都千代田区に本社を置く、パンメーカーだ。
元々、1948年に創業者 飯島藤十郎が千葉県市川市で「山崎製パン所」を開業したのが始まりだった。(出処:ウィキペディア)
現在は、製パン業のみでなく、デイリーヤマザキなどのコンビニエンスストアを展開しているのと、2007年より不二家を傘下に収め、レストランや洋菓子店を展開している。
また、現在パンメーカーでは、日本国内で売上が圧倒的な1位となっている。
東証プライム。
1948年設立。従業員数(連結)は32,527人。
売上高は1兆529億7200万円。
純利益は103億7800万円。
純資産は3822億1700万円だ。
(2021年時点)(参考:ウィキペディア)
山崎製パン(2212)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の山崎製パン(2212)の株価は、1,562円(2022年11月時点)だ。
1,000株だと「約156万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、山崎製パン(2212)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約156万円の投資で優待が3,000円相当だから、優待利回りは0.19%だ。
かなり少ないね。
そもそも3,000円分の株主優待をもらうために150万円以上もの投資が必要というのは、ちょっと高すぎる。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2022年12月28日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月28日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の12月29日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
山崎製パン(2212)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の山崎製パン(2212)は魅力的かを見ていこう。
山崎製パン(2212)の場合、配当利回りは1.41%だ。
100株分、約16万円投資したら→年間2,200円。
1,000株分、約156万円投資したら→年間22,000円がもらえる。
配当も少ないね。
最後に山崎製パン(2212)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.60%だ。
うーん、正直全く良さが無いね。
そもそも、株主優待をもらうために、1,000株以上もの投資が必要というのは、あまりにも高すぎる。
残念だが、株主優待や配当を目当てに投資をするような銘柄ではないようだ。
次に行こう。