いきなりだが、みなさんは以下の質問の答えがわかるだろうか?
現在、世界には約70億人の人がいます。下の地図では、人の印がそれぞれ10億人を表しています。世界の人口分布を正しく表しているのは3つのうちどれでしょう?
①
②
③
答えは①だ。
なんと、世界人口の多くが今アジアに集まっているのだとか。
実はこれ、ファクトフルネスという本の中に出てくる問だ。
賢い人ほど間違える「チンパンジーテスト」
この本では、ファクトフルネス(物事を正しいデータを基に読み解く力)の重要性を説いている。
人は、無意識に物事を悲観的にとらえたり、ある事象が線形で変位するのだと思い込んだりするものらしい。
そして、日々の報道や幼少期の教育によって、僕たちは間違った事実を信じ込んでしまっている。
そのことを証明するのが、冒頭で紹介した問を含む、この本で紹介されている全12問のチンパンジーテストだ。
このテストだけなら、ウェブでも見られるので、是非チャレンジしてほしい。
https://factquiz.chibicode.com
きっと自分がどれだけ無知かがわかるのではないだろうか。
なぜこのテストがチンパンジーテストと呼ばれるかというと、大抵の人が適当に回答を選んだチンパンジーよりも解答率が低いからだ。
この世界の変化の常識に関する三択の12の質問を素で回答すると、世界中の人のなんと90%が、答えが全く分からないチンパンジーに負ける、というのだ。
びっくりするのではないだろうか?
それだけ、僕らは世の中の真実を間違えてとらえているということだ。
この本では、人が間違った認識をもってしまう理由と、今世の中で起きていることの正しい姿を教えてくれる。
最近読んだ本の中で1番面白かった。
是非みなさんも手にとってみてはいかがだろうか。
今後の世界経済の中心はアジア?
では、最初の問の内容に戻ろう。
なんと、世界の人口の6割弱がアジアに集中している。
僕はこの事実を知ってあることを思った。
それは、アジアの地価は今後上昇するのではないか?
この本の内容とは別だが、ある調査では、現在は貧困層から中間層の人口が増加し、将来的には、世界の中間層の6割がアジアの中間層になると予測されているそう。
そして、2030年には、世界の中間層の消費ランキングにインド、インドネシア、中国がトップ5以内に入り、世界の消費を支えていくことになると。
つまり、企業は、世界の消費を支える、アジアのマーケットを獲得することが成功を収める第一歩なのだとか。(参考:global wing)
ということは、やはり今後アジアの地価は上がるはず。
ということで、アジアの不動産投資信託に非常に興味がある今日この頃。
調べてみると、いくつか良さそうなアジア不動産投資信託があったので、5月から少し積立投資を始めてみようかなと思っている。