先日埼玉県大宮にある鉄道博物館に行ってきた。
僕は学生時代に1度行ったきりで、それから10年以上行ってなかったんだけれども、家族ができてから行くと、そこは1日中いても飽き足らないほどのかなり良いお出かけスポットだった。
そこで、今日は、鉄道博物館がどんな場所だったかを写真とともに紹介したいと思う。
鉄道博物館とは?
東日本旅客鉄道(JR東日本)の創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして、また、2006年(平成18年)5月14日に閉館した交通博物館に替わる施設として、2007年(平成19年)10月14日の鉄道の日に開館した。
公益財団法人東日本鉄道文化財団が運営している。
愛称はてっぱくまたは鉄博。
設計はジェイアール東日本建築設計事務所。なお鉄道博物館の名称は登録商標である。
(出処:ウィキペディア)
場所は、大宮駅北側の東北上越新幹線の高架下。
電車で行く場合は、大宮駅から出ているニューシャトルの「鉄道博物館」駅が最寄りだ。
車で行く場合は、300台収容の駐車場がある。
駐車料金は1日820円だ。
プロムナードとエントランス
駐車場からエントランスまでは170メートルほど。
広大な駐車場をエントランスの方まで歩いていく。
ようやくエントランスに到着すると、そこには、車輪の実物や実際の電車のモニュメントが並んでいた。
鉄道博物館に入らなくても、ここだけで息子は大はしゃぎ。
そんな息子を制して入場することに。
入場券売機
入場券は、券売機で購入する。
入場料金は、大人1,330円、小中高生620円、幼児(3歳以上)310円。
ここでは、クレジットカードは使用できず、現金かSuicaなどの鉄道系ICカードしか使用できないので、注意が必要だ。
さっそく入場
入口を入ると、吹き抜けの開放感のあるエントランスが広がる。
館内は、清潔感があって、気持ちが良い。
さっそく、入口から右手の方に広がる車両ステーションに向かう。
車両ステーション
この車両ステーションには、機関車から0系新幹線まで、36台もの車両が展示されている。
その多くが、平成初期まで活躍していた国鉄時代の車両だけに、僕のような30代の人には、懐かしいと感じるに違いない。
3歳の息子にとってみると、逆に目新しいのか、「これ何ー?」と何度も聞いてきた。
中でも特に息子が嬉しそうにしていたのが、0系新幹線。
先頭車両のみの展示だが、実際の運転席に乗り込むことができるんだ。
実際に運転レバーも動かすことができるので、息子は嬉しそうに レバーを操作していた。
これには、大人の僕も少し興奮してしまった(笑)
ランチトレイン
車両ステーションを抜けた先には、特急列車が何台か停車している。
ここには、駅弁屋さんがあって、車両の中で旅行している気分でご飯を食べることができるんだ。
ここでご飯を食べるのも雰囲気があっていいかなと思ったんだけれども、その先にある仕事ステーションの建物の4階に、実際に走行する新幹線を見ながらご飯を食べられるレストランがあるというので、そのレストランでご飯を食べることにした。
ビューレストラン
「ビューレンストラン」という名前のこのレストランは、その名の通り、目の前を実際に走っている新幹線が通り過ぎるところを見ながら食事ができるんだ。
3歳の息子には、館内の展示よりも何よりも、ここから見る新幹線が一番嬉しかったかもしれない(笑)
目の前を通過する新幹線には、大人でも「わぁっ」と声を出してしまうほどの迫力だった。
写真出処:[CAFE MEMO]鉄道博物館・ビューレストラン
僕らが注文したメニューは、お子様カレープレート(800円)と、カツカレー(1,000円)と、チキン南蛮カレー(900円)。
味は、そんなに美味しくはなかったけれども、この景色に代えられない。
新幹線が間近で見られる窓際の席は混雑時はすぐに埋まってしまうので、窓際の席に座りたい場合は、11:00から14:00くらいまでの昼時は避けた方がよさそうだ。
鉄道ジオラマ
ご飯を食べた後は、車両ステーションの2階にある「鉄道ジオラマ」に行ってみた。
この鉄道ジオラマは、線路の総延長がなんと約1,200mにも及ぶ超巨大ジオラマだ。
これには、息子も大興奮。
嬉しそうに、じーっと行き来する鉄道模型を眺めていた。
ここには、1時間ほど居たかもしれない。
また、ここでは、1時間に1度、解説員が解説しながら模型車両を運転する「解説プログラム」(約10分)がある。
照明が暗くなって、夜の街を再現したジオラマが見られるので必見だ。
おわりに
僕らは、12/26(木)の平日に行ったから、館内はそれほど混んでもいなかったし、ゆっくり展示物を満喫できた。
ただ、土日祝日はかなりの混雑になるようなので、注意した方がいい。
できれば休みを取って平日に行くことをオススメしたい。
土日の混雑状況については、下のサイトが詳しく解説しているので参考にしてもらいたい。
家族で子育てを考える
あとは、館内には、今回は行かなかったけれども、実際に運転ができるミニ運転列車や、運転シミュレーターもあるので、乗り物の運転が好きなお子さんには嬉しいと思う。
僕も、息子がもう少し大きくなったら乗せてあげたいなと思う。
ただ、運転シミュレーターは、開園直後に整理券の配布が終了してしまうほどの人気のようなので、シミュレーターを体験したい場合は、10時の開園から行くことは必須だ。
とにかく、この鉄道博物館は、新幹線と在来線の線路の間に位置するだけあって、展示物の他に、実際に往来する電車や新幹線を見られるのも、子供にとっては嬉しいようだ。
最初は、半日くらいの滞在で帰ろうかなと思っていたのだけれども、結局丸一日過ごすことになった。
それだけ見所満載の施設だ。
是非、電車好きのお子さんがいる家庭は行ってみてはいかがだろうか。
きっと喜んでくれると思う。
鉄道博物館
所在地:〒330-0852 埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
電話:048-651-0088(休館日を除く10:00~18:00)
入館料:一般1,000円、小中高生500円、幼児(3歳以上未就学児)200円
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:毎週火曜日、年末年始