今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は紀文食品(2933)の株主優待と配当について分析していく。
紀文食品(2933) | |
何がもらえる? | 自社商品詰め合わせ |
いつ買えばいい? | 2023年9月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約29万円 (300株) |
配当金は? | 1,600円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.69% |
紀文食品(2933)の株主優待の内容
まずは、紀文食品(2933)の株主優待の内容だ。

自社商品詰め合わせ(3,000円相当)

自社商品詰め合わせ(5,000円相当)

おせち商品詰め合わせ(5,000円相当)
紀文食品(2933)の株主優待は、自社商品詰め合わせだ。
保有株数が300株以上1,000株未満の場合、3,000円相当。
1,000株以上の場合、5,000円相当がもらえる。
なお、1,000株以上の場合は、おせち商品詰め合わせ(5,000円相当)も選ぶことができる。
年に1回、9月末日時点の株主に配布される。
具体的には、おでんやゼリーなどがもらえるようだ。
家計に役立つ優待だね。
紀文食品(2933)とはどんな会社?
株式会社紀文食品(きぶんしょくひん、英: KIBUN FOODS INC.)は、主に魚肉練り製品などを製造する食品メーカー。
本社は東京都中央区銀座に所在する。蒲鉾や伊達巻、おでんの材料となる半片、竹輪、薩摩揚げ等が主力商品。
「紀文」の焼印が入った商品群も多い。 元来魚肉練り製品は、各地域で水揚げされた魚をその場ですり身に加工して食されていた郷土料理だったが、紀文は冷凍すり身をいち早く使用することで品質の安定化と安定供給を図り、チルド配送によって全国展開。
家庭の食材として練り製品を普及させた事が特筆される。
新商品の開発にも積極的で、1996年発売の「チーちく」 や2013年発売の「糖質0g麺」などがある。
日本の伝統文化を次世代に継承するための地道な活動も行う。
2008年に開始した「子どもたちに伝えたいお正月絵本作品募集」、作ったおせちを写真投稿する「ずっと伝えたい、我が家のおせち。フォト自慢コンテスト」、子どもが主役の街キッザニア東京での「はんぺん職人」アクティビティなどの活動が挙げられる。東証プライム。
1947年設立。従業員数(連結)は、2,664人。
売上高は998億5160万5000円。
純利益は26億1709万7000円。
純資産は88億8438万6000円だ。
(2021年時点)(参考:ウィキペディア)
紀文食品(2933)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の紀文食品(2933)の株価は、950円(2023年3月時点)だ。
300株だと「約29万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、紀文食品(2933)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
紀文食品(2933)の場合、約29万円の投資をしてもらえる優待は、年間3,000円相当なので、優待利回りは1.03%だ。
かなり少ないね。
株主優待の内容は良いのだが、300株も投資をしないともらえないというのは残念だ。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、9月末日だ。
この基準日の株主名簿に記載されている株主に配布される。
実際の権利日は、2023年9月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、9月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
紀文食品(2933)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の紀文食品(2933)は魅力的かを見ていこう。
紀文食品(2933)の配当利回りは1.66%だ。
100株分、約10万円投資したら→年間1,600円。
300株分、約29万円投資したら→年間4,800円がもらえる。
配当も少し物足りないね。
配当の基準日は?
紀文食品(2933)の配当の基準日は9月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年9月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に紀文食品(2933)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.69%だ。
うーん、物足りないね。
そもそも株主優待をもらうために300株もの投資が必要というのが残念だった。
ただ、優待の内容は良いので、気になる方はチェックしてみてほしい。
これから株式投資を始めてみようと思われている方は、是非以下の記事も併せて読んでみてもらいたい。
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