ロレックス

【歴代エクスプローラーⅠ】ロレックス投資に最適なモデルはこれ

今日紹介するのは、エクスプローラーⅠです。
エクスプローラーⅠは、ロレックスのスポーツモデルの中で最も人気の高いモデルと言っても過言ではありません。

1953年からその歴史をスタートさせたエクスプローラーⅠは、2021年に発売されたモデルで7代目となりました。

新品のエクスプローラーⅠを買いたい人は、現行モデルを買うべきなのか?次期型の発売を待った方がいいのか?と悩んでいる人もいるかもしれません。
一方、中古のエクスプローラーⅠを買いたいと思っている人は、歴代のどのエクスプローラーⅠを買ったらいいのだろうと悩んでいる人もいると思います。

そこで今日は、歴代のエクスプローラーⅠを紹介するとともに、これからエクスプローラーⅠを買おうと思っている人のために、ロレックス投資の観点も含めてどのモデルを選ぶべきなのかを考察していきたいと思います。

なお、僕は6代目となるRef.214270を現在保有しています。
僕が6代目エクスプローラーⅠを購入するに至った経緯については、このブログでも度々ご紹介しているので、以下も併せて読んでみて下さい。

僕がロレックスのエクスプローラーⅠを正規店で買った理由(前編)僕は今まで、腕時計という腕時計をしてきませんでした。 だって、時間を知りたければスマホを見ればいいし、特に必要性を感じなかったから。 ...
「時計を見ればその人の金融リテラシーが分かる」僕がロレックスのエクスプローラーⅠを正規店で買った理由(後編)前編では、僕が腕時計を買おうと思った経緯を説明しましたが、今日は僕がどうしてロレックスのエクスプローラーⅠを買おうと思ったかを説明したい...
僕がロレックスの「エクスプローラーⅠ」を正規店で購入できた理由エクスプローラーⅠを求めて「エクワンマラソン」をしている人も多いと思いますが、僕はエクスプローラーⅠを正規店で購入することができました。...

エクスプローラーⅠ歴代モデル

こちらには、歴代のエクスプローラーⅠを並べてみました。
諸説ありますが、この並びがエクスプローラーⅠの歴史であるとの見方が現在では主流となっています。

エクスプローラーⅠは1953年にその歴史をスタートさせました。
それから約70年に渡って、全部で7つのモデルが発売されています。

ただ、こうしてそのデザインを見てみると、そのシンプルなデザインは初代から現在に至るまでしっかりと継承されたものであることが分かると思います。
逆に言うと、モデル毎のデザインの違いがぱっと見では分かりません。
そこで、次からそれぞれのデザインの違いを見ていきましょう。

エクスプローラーⅠの各モデルの違い

初代エクスプローラーⅠ(Ref.6350)

エクスプローラーの初代と言われているのが、Ref.6350です。
元々エクスプローラーⅠは、人類未踏の地へチャレンジする探検家(エクスプローラー)のために開発されたモデル。
そのため、余計な装飾の無いシンプルなデザインとなっています。

また、この初代のモデルから、12時位置の逆三角形や、369のアラビア数字インデックスが採用され、現在のエクスプローラーにも続くデザインの源流となっていることが分かるのではないでしょうか。

2代目エクスプローラーⅠ(Ref.6610)

2代目エクスプローラーⅠとなるRef.6610は、前型のRef.6350とほぼデザインの違いが無いように見えますが、よく見るとエクスプローラーのロゴ位置が文字盤の下側から上側へと変更になっています。
このロゴの位置は、6代目まで続くことになります。
また、デザインの特徴は、外周に入ったゴールドのサークルラインとゴールドのインデックス。
さらに、文字盤はエナメル調となっています。

3代目エクスプローラーⅠ(Ref.1016)

3代目エクスプローラーⅠのRef.1016は、外周のサークルが消滅し、文字盤はエナメル調からマッドな黒へと変更になりました。
さらに、インデックスのカラーはホワイトになり、ほぼ現在のエクスプローラーⅠのデザインがこの時点で完成していることが分かると思います。

なお、Ref.1016は搭載ムーブメントによって、前期型と後期型に分かれます。

4代目エクスプローラーⅠ(Ref.14270)

4代目エクスプローラーⅠのRef.14270は、キムタクがドラマで着用していたことで有名です。
「ラブジェネレーション」と「HERO」で木村拓哉さんが実際にRef.14270を着用していたことで、日本の若者の間で一躍ロレックスブームが起きました。

デザインは、ダイヤルデザインが改良され、インデックスはメタルフレーム付きとなりました。

5代目エクスプローラーⅠ(Ref.114270)

5代目エクスプローラーⅠのRef.114270は、そのデザインは4代目のRef.14270からほとんど変化が見られません。
唯一の変更としては、風防と呼ばれるガラス部分に王冠マークの透かしが入ったことでしょうか。

6代目エクスプローラーⅠ(Ref.214270)

僕も保有している6代目エクスプローラーⅠのRef.214270は、これまで初代から5代目まで続いた36mmのケースサイズが、39mmへと大型化したのが最も大きな特徴です。
それに伴い、エクスプローラーのロゴのレイアウトも文字盤の下側へ移動しました。
このロゴの位置は、初代エクスプローラーⅠのRef.6350以来のレイアウトとなっています。

7代目エクスプローラーⅠ(Ref.124270 / Ref.124273)

2021年に発売された7代目エクスプローラーⅠは、なんとエクスプローラーⅠの歴史の中で初となるステンレス×イエローゴールドのコンビモデルが登場しました。
このコンビモデルは、ベゼルやリューズ、ブレスレットのセンターリンクには18Kイエローゴールドが使用されています。
これまで、エクスプローラーⅠは、その名の通り探検家(エクスプローラー)のためのモデルだったため、不要な装飾は無いシンプルなデザインが特徴だったのですが、ここに来てデザイン性を重視したコンビモデルが発売されたことには、多くのロレックスファンを驚かせました。

もちろん従来モデルと同様のオールステンレスモデルも存在します。

それぞれの型式は、ステンレス×イエローゴールドがRef.124273。
オールステンレスはRef.124270となります。

さらに驚きの変更としては、6代目で39mmへと大型化したケースサイズが再び36mmへと変更されたのです。
たった一代で36mmのエクスプローラーが復活したことになります。

これにより、エクスプローラーⅠシリーズの中で6代目のRef.214270が唯一39mmというケースサイズを持つモデルとなりました。

「投資」として買うならどのモデル?

エクスプローラーⅠを購入したいと考えている人の中には、「投資」という観点を持っている人も多いと思います。
ロレックスのスポーツモデルの場合、他の高級時計とは違い、例え使用した後でも中古品としての価値が新品同様、もしくはそれ以上の価値となる場合も少なくありません。
実際に僕も、そのリセールバリューの高さから、エクスプローラーⅠを購入することに決めました。

僕がエクスプローラーⅠを購入しようと思ったきっかけについては以下の記事で確認してみて下さい。

僕がロレックスのエクスプローラーⅠを正規店で買った理由(前編)僕は今まで、腕時計という腕時計をしてきませんでした。 だって、時間を知りたければスマホを見ればいいし、特に必要性を感じなかったから。 ...

僕は、たまたま6代目エクスプローラーⅠ Ref.214270を手に入れたのですが、上でもご紹介したように、7代目が36mmケースサイズとなったことから、39mmの6代目の希少性が増し、7代目発売以降、6代目の二次流通市場での価格は高騰しました。

エクスプローラーⅠ(Ref.214270)の価格が急騰した理由日本時間の2021年4月7日午後7時にロレックスが2021年の新作を発表した。 その中で、最も注目を集めたのが、エクスプローラーⅠだ。 ...

上の記事でも書いたように、7代目が発売された直後に、1,899,000円という価格を付けています。
当時のエクスプローラーⅠの定価が669,600円だったわけなので、その価値の上がり方が凄いということがよく分かるのではないでしょうか。

その後、僕は自分の持っている6代目エクスプローラーⅠ Ref.214270の買取り価格を調べてみたのですが、中古品にも関わらず、当時購入した価格以上の価格で買い取ってもらえることが分かりました。

実際の買取り見積額については以下を確認してみて下さい。

ロレックス エクスプローラーⅠの相場に異変?買取価格を調べてみた現在僕は、ロレックス エクスプローラーⅠ(Ref.214270)を保有している。 エクスプローラーⅠを買ったのは、半分が投資目的だ。 前...

一方で、7代目と同じ36mmケースサイズの5代目エクスプローラーⅠ Ref.114270の価格はというと、Aランクの美品であっても7代目ほどの価格がついている訳ではありません。
(当時の定価から考えると、十分その価値は上がっているのですが。)

つまり、投資という観点から購入するモデルを選ぶのであれば、そのモデルの希少性に注目する必要があるということです。

このことを考えると、7代目エクスプローラーⅠのコンビモデルであるRef.124273が狙い目ではないでしょうか。
というのも、エクスプローラーⅠ史上初めてのコンビモデルとなった訳ですが、次期型でもコンビモデルが引き続き発売されるとも言い切れません。
もし仮に、8代目エクスプロラーⅠでコンビモデルが発売されなかったら、その時点でRef.124273がエクスプローラーⅠ史上唯一のコンビモデルということになります。
そうなると、当然その希少性から価値は上がるものと考えられます。

エクスプローラーⅠのモデルチェンジはいつか?

そうなると気になるのが、新型エクスプローラーⅠが発売になるのはいつか?ということだと思います。

これまでのエクスプローラーⅠのモデルチェンジのタイミングを見てみると、直近の3つのモデルは、だいたい10年おきにモデルチェンジしていることが分かります。

ということは、新型エクスプローラーⅠが発売されるのは、2030年頃ではないかと予想できます。

つまり、2030年までに正規店で定価で7代目エクスプローラーⅠコンビモデル Ref.124273を購入することができれば、もしかしたら将来利益を得られるかもしれないということです。
ただ、狙うモデルが決まったら、できるだけ早くそれを手に入れたいものです。

下の記事でも書きましたが、最近はロレックスのモデルの値上げが著しいのです。

また値上げ!【2023年5月最新】ロレックス人気モデルの定価推移このブログを読んでいる人の中には、ロレックスマラソンをしている人も多いのではないでしょうか。 ロレックスマラソンを完走する方法については...

僕は2019年に6代目エクスプローラーⅠを当時の定価669,600円で購入したのですが、2022年2月時点のエクスプローラーⅠの定価は793,100円となっています。
たった3年で10万円以上も定価が上がってしまったのです。
この動向を考えると、今後もロレックスはどんどんその定価を上げてくるのではないかと予想できます。

そのため、できるだけ早く欲しいモデルを手に入れないと、将来の利益はどんどん目減りしていってしまう可能性があるのです。

ロレックスマラソンを完走するためのポイントについては以下の記事にまとめてみました。
併せて確認してみて下さい。

買えないのには理由がある!ロレックスマラソンで買える人がやっていることロレックスマラソンを何年続けても買えないと嘆いている方も多いのではないでしょうか。 そこで、今日はロレックスマラソンで完走するポイント...

まとめ

いかがだったでしょうか。
今日は、ロレックスの中でも最も人気といっても過言ではないエクスプローラーⅠの歴代モデルについてご紹介するとともに、今後手に入れるのであれば、7代目のコンビモデルが狙い目だということをご説明しました。
ただ、これはあくまでも8代目エクスプローラーⅠでコンビモデルが廃止された場合に、良い投資と言えるのではないかという僕の勝手な予想です。

大事なのは、やっぱり好きなモデルを見つけ、それを身につけることだと思います。
僕の場合は、もちろん投資という観点からもエクスプローラーⅠを買おうと思いましたが、それよりもシンプルでどのファッションにも合うそのデザインに惚れたことがエクスプローラーⅠを購入しようと思ったきっかけでした。

是非みなさんも自分の好きなロレックスのモデルを探してみて下さい。