ドリームインキュベータ(4310)の株主優待と配当はオススメか？

今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。
今回はドリームインキュベータ(4310)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。

ドリームインキュベーター(4310)
何がもらえる？	優待ポイント
いつ買えばいい？	2024年3月27日 (年1回)
いくら買えばいい？	約26万円 (100株)
配当金は？	19,110円 (100株)
優待と配当の合計利回り	7.93%

ドリームインキュベータ(4310)の株主優待の内容

まずは、ドリームインキュベータ(4310)の株主優待の内容です。

ドリームインキュベータ(4310)の株主優待は「ドリームインキュベータ・プレミアム優待倶楽部」において、ポイントと食品、電化製品、ギフト、旅行、体験などと交換できる優待ポイント(1ポイント=1円)です。

保有株数が100株以上の場合、1,500ポイント。
300株以上の場合、3,000ポイント。
500株以上の場合、10,000ポイント。
1,000株以上の場合、20,000ポイント。
4,000株以上の場合、30,000ポイントがもらえます。
なお、1年以上株を継続して保有している株主は、もらえるポイントが1割増となります。

年に1回、3月末日時点の株主が対象です。

ドリームインキュベータ(4310)とはどんな会社？

株式会社ドリームインキュベータ（英: Dream Incubator Inc.）は、東京都千代田区に本社を置き、戦略コンサルティングおよびベンチャー投資事業を軸に、企業の事業創造を支援するビジネスプロデュース企業。
堀紘一が2000年（平成12年）に創立。
長年にわたるコンサルテーションや投資ビジネス実績によって培った卓抜した知見と豊富なネットワークを駆使し、産業および事業の構想から実行までをワンストップで支援する。

『社会を変える事業を創る。』をミッションに掲げ、挑戦し続ける企業の事業創造を支援する「ビジネスプロデュース」を行っている。
コアビジネスは、大企業向けの「戦略コンサルティング」、シード・アーリーステージのスタートアップ企業を中心とした「ベンチャー投資」、マジョリティ投資を起点に事業再生およびグループ経営を行う「事業投資」。
その他、ソーシャル・インパクト・ボンド、産業プロデュース、資金調達・M&Aアドバイザリーなどを手掛けている。
尚、「事業投資」領域では、アイペットホールディングス株式会社（ペットライフスタイル事業）、株式会社ワークスタイルラボ（HRイノベーション事業）、ピークス株式会社（ファンマーケティング事業）を連結子会社として経営。

東証プライム。
2000年創業。

従業員数は824人。

売上高は連結3,319百万円。
純利益は連結△1,258百万円。
純資産は12,926百万円だ。

(参考：ウィキペディア)

ドリームインキュベータ(4310)の株主優待はいくらでもらえる？

現在のドリームインキュベータ(4310)の株価は、2,611円(2023年5月時点)です。
100株だと「約26万円」で購入できます。

ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、ドリームインキュベータ(4310)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかります。（SBI証券の場合）

クロス取引についてはこちら

ドリームインキュベータ(4310)の場合、約26万円の投資で年間1,500円相当の株主優待がもらえるので、優待利回りは0.58%です。

うーん、かなり利回りは低いですね。

具体的に権利日はいつ？

株主優待の基準日は、3月末日です。
この基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されます。

実際の権利日は、2024年3月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。

クロス取引（株主優待タダ取り）をする場合、3月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月28日に現渡決済すればOK。

一目でわかる株主優待カレンダーはこちら

ドリームインキュベータ(4310)の配当は？

次に、配当目的の投資として考えた場合のドリームインキュベータ(4310)は魅力的かを見ていきましょう。

ドリームインキュベータ(4310)の配当利回りは、7.35%です。

100株、約26万円投資したら年間19,110円。
500株、約130万円投資したら年間95,550円がもらえます。

配当はかなり良いですね。
ただ、実は、ドリームインキュベータはこれまでずっと無配でした。
では、なぜいきなりこんな額の配当が設定されたのでしょうか。

この配当についてドリームインキュベータは以下のように説明しています。

2023年3月期において、事業投資先であるピークス株式会社、株式会社ワークスタイルラボ、アイペットホールディングス株式会社（以下「アイペットホールディングス」といいます。）の売却を実行いたしました。特にアイペットホールディングスについては特別利益約181億円を計上し、 2023年3月期の当社業績は過去最高となる見込みです。これに伴い、株主の皆様へ、これまでのご支援に報いるべく、総額100 億円の株主還元を計画しており、その第1回目として、20億円の期末特別配当を実施することを決定したことから、配当予想を修正いたしました。

つまりは、これはボーナス的な配当であり、今後継続した配当というものが約束されたわけではないということです。
とはいえ、総額100億円の株主還元というのもなかなかすごい試みですよね。