マンション購入

賃貸派の僕が「プラウドタワー武蔵小金井クロス」を買っても良いかなと少しだけ思った理由

このブログで、僕は「持ち家」派ではなく、「賃貸」派だと何度か言っているが、僕は決して一生家を買わないと言っているわけではない。
僕は、以下の3点から今家を買うべきではないと考えているんだ。

①今は、不動産価格が天井知らずで上昇しているため、いつか価格崩壊が起きると思うから
②今は、スマートフォームや、スマートシティへの過渡期であり、今後10年で家や街のカタチが大きく変わると思うから
③多額の借金を背負いたくないから

それぞれ1つ1つについては、別の機会に詳しく説明したいと思うが、僕は将来家を買う時のために、不動産に対する”目”を養う目的で、気になる物件が出てきたら、積極的に見に行くようにしている。

そんな中、今日見に行った物件が今まで見た中でも、なかなか良かったので紹介したい。
正直、ローンなんて組まずに、キャッシュ一括で買えるお金があったら買っていたかもしれない(笑)

それがどの物件かと言うと、「プラウドタワー武蔵小金井クロス」だ。

中央線駅徒歩2分の好立地タワーマンション

この物件は、JR中央線の武蔵小金井駅徒歩2分の好立地に建設されているツインタワーマンションだ。

現在はウエストタワーのみ販売中で、イーストタワーは8月あたりに募集を開始するそうだ。
全700戸のうち100戸は即日完売となったそう。

それでは、この物件について、僕がどんな点を気に入ったのか、順番に説明したい。

プラウドタワー武蔵小金井クロスの良かった点

駅から徒歩2分、信号無し

僕は最近、とにかく駅近物件ばかりをチェックしている。
最近では、どこの経済誌でも、徒歩5分以内の駅近物件しか、資産価値が無いと叫ばれている。
以前何かの記事で読んだのだが、十数年前に人気だった、「たまプラーザ」など東京郊外の駅では、徒歩15分圏外の駅遠物件の価値が下がり、全く買い手がつかない状態になっているそう。
一方で、駅から徒歩5分圏の中古マンションの価値は上がり続け、建ってから10年たったような中古マンションでも、新築時の価格よりも高値で売買されている例があるとのこと。

まあ、駅近が良いのは当たり前だ。

このプラウドタワー武蔵小金井クロスは、JR中央線武蔵小金井駅から徒歩2分(ウエストタワーは3分)という好立地。
駅からは、信号を1つも渡ることなく到着する。
しかも、駅とプラウドタワー武蔵小金井クロスの間には、8年前の駅前再開発で整ったイトーヨーカドーや、ショッピング施設が並ぶ。

実際に僕も現地を見てみたのだが、駅までのスムーズなアクセスは他に類を見ない便利さだ。
小さい子供がいると特に、車通りが多い道路があると危険だから、安心して歩けるのは助かる。

スーパーなどのショッピング施設に直結

この物件は、1〜3階にスーパーを始め、様々なショッピング施設が入ることになっている。
しかも、居住エリアからは、エレベーターで直接そのショッピング施設に行けるという。
これは本当に便利だよね。

スーパーでたくさん買い物をしても、その重い荷物を持って歩く必要はなく、だたエレベーターに乗ればいいだけなんて、今の僕の生活からしたら夢のようだ。(毎週末近所のスーパーに車で買い出しに行っているから 笑)

ホテルライクな内廊下

最近増えてきたけれども、プラウドタワー武蔵小金井クロスは、全部屋”内廊下”スタイルとなっている。
今僕は、賃貸マンションに住んでいるのだけれども、内廊下式のマンションなんだ。
一度内廊下のマンションに住んでしまうと、絶対に従来一般的だった”外廊下”式のマンションには住みたくないと思う。

特に大規模マンションの場合、エレベーターまでの道が遠く、天候が悪い日は、マンションを出る前にずぶ濡れになってしまう。
けど、内廊下なら、外がどんな天候でも、マンションの中では天候の影響を受けることはない。

僕は、今後一定レベル以上のマンションでは、ほとんどが内廊下式になるのではないかなと思っている。
だから、外廊下というだけで、すぐに古いスタイルのマンションだと思ってしまう。

新しいスタイルの間取り

僕は3LDKの物件をよく見るんだけれども、一般的にこれまでのマンションの3LDKといえば、どこも同じような間取りだった。
玄関からリビングまで廊下が伸びていて、その途中、左右に1ずつ、もしくは片側に2部屋、片側に1部屋ある。
そして、廊下の先に、キッチンがあり、その先にリビングが広がる。
多分、ここ30年くらい、3LDKのマンションの間取りと言えば、これが定番となっていたのではないだろうか。

けど、最近は様々な工夫を凝らした間取りが登場してきている。
例えば、プラウドタワー武蔵小金井クロスのモデルルームになっている3LDKの部屋はこんな感じ。

廊下が短く、全ての部屋がリビングから通じている。
こういう間取りだと、スペース効率が非常に良く、数字よりも実際は広く感じる。

僕は、子供が大きくなった時のことを考えると、リビングにいる家族に顔を合わせずに自分の部屋に行けてしまう従来の間取りが嫌だった。
けど、プラウドタワー武蔵小金井クロスの間取りのように、リビングを通らないと部屋に行けないと、嫌でも家族の顔を見ることになる。
これなら、将来様々なことに悩む子供達を常に見ることができるから安心だ。

また、こういった間取りの利点は他にもある。
従来の間取りだと、どうしても玄関側の部屋は、陽を取り入れづらく、窓を開けても、人が行き来する外廊下と通じるだけだった。
ただ、この間取りだと、4部屋中3部屋は、ベランダに接しているため、非常に明るいんだ。

プラウドブランドの安心感

今回感じたことだが、やっぱり野村不動産が提供するプラウドシリーズは、安心感が違う。
モデルルームもしっかりとして説明も丁寧だし、疑問にも、誠意を持って回答してくれているのを感じた。
担当してくれた人が当たりだったのかもしれないけれども、最近は、よくわからないデベロッパーのマンションをいくつか見ていただけに、それらと比べると、安心感がやっぱりあった。

ただでさえ、高い買い物なわけだから、しっかりとした会社のマンションを買いたいと思った。
そう考えると、野村不動産のプラウドシリーズというのは、間違い無いという安心感がある。

プラウドタワー武蔵小金井クロスの悪かった点

良い点ばかりではなく、悪い点もあった。
それは、「武蔵小金井」という駅のイメージ。
なかなかの高額なタワーマンションなのだが、やっぱり「武蔵小金井」という駅にステータス性は全く無い。

ただ、それもあって、一時期の豊洲や武蔵小杉のように、中国資本や、ステータスだけを求めて買う人も少ないのかもしれない。
多分、この物件を買う人は、堅実な人が多いのではないだろうか。(←これは完全にイメージだけど)

そう考えると、ステータス性の無い駅というのにも意味があるのかもしれない。

プラウドタワー武蔵小金井クロスの価格は?

さて、それでは、気になる価格だ。
プラウドタワー武蔵小金井クロスの価格は、3LDKの部屋で7,500〜9,000万円といった感じだ。
当然、部屋の広さ、方角、階数で変わるのだが、レンジとしてはこれくらい。

どうだろうか、うーん、正直言って高いよね。

僕はかれこれ5年くらい新築マンションを見ているんだけれども、ここ5年間で1千万円くらい価格が上がっているイメージだ。
このマンションはすごく魅力的だったんだけれども、やっぱり価格を見てみると、今買う気にはなれなかった。

モノの値段が上がり続けることは無い。
この資本主義の世の中はビルドアンドスクラップで成長していくわけだから、これだけ上昇を続けている日本の不動産価値がこのまま上がり続けるとは考えづらい。

最後に

最近は、こういった駅前再開発というのが一つのブームのようになっているように感じる。
ちょっと都心から離れた郊外で、ショッピング施設と融合させた大型マンションがいくつか見られるようになった。

ただ、その中でも、プラウドタワー武蔵小金井クロスは、駅から徒歩2分という立地や、駅から信号を渡らずにアクセスできる点など、他には無い良い部分がたくさんあった。
けど、やっぱり少し価格が高い。
良い点がたくさんあるから、価値が一気に下がることは無いかもしれないけれども、これだけのお金を払えば、数年後には、もっと良い物件が買えるのではないかとどうしても考えてしまう。

皆さんはどう感じられただろうか。

プラウドタワー武蔵小金井クロスのホームページ