株主優待

日清製粉グループ本社(2002)の株主優待と配当はオススメか?

今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。

今回は日清製粉グループ本社(2002)の株主優待と配当について分析していく。

日清製粉グループ本社(2002)
何がもらえる? 日清製粉グループ製品
いつ買えばいい? 2023年3月29日
(年1回)
いくら買えばいい? 約78万円
(100株)
配当金は? 3,900円
(100株)
優待と配当の合計利回り 3.78%

日清製粉グループ本社(2002)の株主優待の内容

まずは、日清製粉グループ本社(2002)の株主優待の内容だ。

日清製粉グループ本社(2002)の株主優待は、日清製粉グループ製品だ。

2022年3月期の場合、以下5品から1品が選べたようだ。

・日清ファルマ株式会社 ビフィコロンS 1箱


・日清ファルマ株式会社 水溶化キューテン 1袋


・日清ファルマ株式会社 有機青汁 1箱

・NBCメッシュテック「Cufitec®マスク」セット

・日清フーズ株式会社 製品詰め合わせセット

これらの株主優待は、保有株数が500株以上の株主全員がもらえる。

年に1回、3月末日の株主に配布される。

例えば、優待でもらえる「ビフィコロンS」は1箱1万円もするようだ。
普段なかなか気軽に買えるものではないので、株主優待で年1回もらえると嬉しいね。

日清製粉グループ本社(2002)とはどんな会社?

日清製粉グループ本社は、東京都千代田区に本社を置く、日清製粉グループの持ち株会社だ。

元々、 1900年に正田貞一郎らによって、群馬県館林市に館林製粉株式会社として設立されたのが始まりだった。

その後、1907年に「日清製粉株式会社(初代)」を吸収合併し、商号を「日清製粉株式会社(2代目)」に改めた。

現在では、「日清製粉」「日清フーズ」「日清製粉プレミックス」「マ・マーマカロニ」「イニシオフーズ」「日清ファルマ」「日清ペットフード」「日清エンジニアリング」など事業部門毎に分社化され、日清製粉グループ本社はこれらの会社を統括する持ち株会社になっている。

東証プライム。
1900年設立。

従業員数(連結)は8,962人。

売上高は7121億8000万円。
純利益は236億7000万円。
純資産は4090億4200万円だ。
(2020年時点)

(参考:ウィキペディア)

日清製粉グループ本社(2002)の株主優待はいくらでもらえる?

現在の日清製粉グループ本社(2002)の株価は、1,569円(2023年3月時点)だ。
500株だと「約78万円」で購入できる。

ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、日清製粉グループ本社(2002)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかる。(SBI証券の場合)

クロス取引についてはこちら

約78万円の投資で、10,000円相当の株主優待がもらえるわけだから、優待利回りは1.28%だ。

うーん、物足りないね。
そもそも株主優待をもらうために約70万円以上もの投資が必要というのは高すぎる。

具体的に権利日はいつ?

株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。

実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。

クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。

一目でわかる株主優待カレンダーはこちら

日清製粉グループ本社(2002)の配当は?

次に、配当目的の投資として考えた場合の日清製粉グループ本社(2002)は魅力的かを見ていこう。

日清製粉グループ本社(2002)の場合、配当利回りは2.50%だ。

100株分、約16万円投資したら→年間3,900円
500株分、約78万円投資したら→年間19,500円がもらえる。

配当も少ないね。

最後に日清製粉グループ本社(2002)の株主優待と配当をまとめてみると

優待と配当合わせて利回りは3.78%だ。

利回りを見ると、すごい悪いわけではないが、必要投資額が高すぎる。
これだと株価の変動が気になって優待どころではない。
実際に元々値動きの大きい銘柄だ。
優待や配当がいくらお得でも、株価が下がってしまったら、それが一気に吹き飛んでしまう。

そう考えると、残念だが、優待や配当目当てで投資するべき銘柄ではなさそうだね。

日清製粉グループ本社 IR情報