今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は伊藤園(2593)の株主優待と配当について分析していく。
伊藤園(2593) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2023年4月26日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約46万円 (100株) |
配当金は? | 4,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.20% |
伊藤園(2593)の株主優待の内容
まずは、伊藤園(2593)の株主優待の内容だ。
伊藤園(2593)の株主優待は伊藤園商品詰め合わせだ。
保有株数が100株以上1,000株未満の場合、1,500円相当。
1,000株以上の場合、3,000円相当がもらえる。
この優待は年に1回、4月末日時点の株主に配布される。
なお、優待の発送は7月下旬だ。
伊藤園(2593)とはどんな会社?
伊藤園は、東京都渋谷区に本社を置く、茶製品、野菜飲料、コーヒー飲料等を扱う飲料メーカーだ。
元々、1959年に早稲田大学第一法学部を卒業して東都日産モーターで自動車セールスマンをしていた、本庄正則が、日用品訪問販売会社日本ファミリーサービス株式会社を経営した。
その後、弟の本庄八郎と共に、合資会社ビーエー商会との共同出資で、静岡市神明町にフロンティア製茶株式会社を設立する。そして、東京・上野にあったお茶屋「伊藤園」から商号を譲り受け、現社名の株式会社伊藤園に商号変更した。
株式会社本庄商事(日本ファミリーサービス株式会社から商号変更)と合資会社ビーエー商会から緑茶事業の営業譲渡を受け、製茶卸売業として発展。
1979年から、中国土産畜産進出口総公司と代理店契約を締結、烏龍茶の輸入卸を手掛け、缶入り烏龍茶を世界で初めて生産・発売、清涼飲料水市場に進出する。
その後、缶入り緑茶「煎茶」(後の「お〜いお茶」)も生産・発売。現在の主力製品は、茶製品、野菜飲料。
飲料業界第5位。東証プライム。
1966年設立。従業員数(連結)は8,269人。
売上高は5041億5300万円。
純利益は144億6200万円。
純資産は1509億円だ。
(2019年時点)(参考:ウィキペディア)
伊藤園(2593)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の伊藤園(2593)の株価は、4,580円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約46万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、伊藤園(2593)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約46万円の投資で1,500円相当の優待がもらえるので、優待利回りは0.33%だ。
うーん、かなり少ないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、4月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年4月26日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、4月26日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の4月27日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
伊藤園(2593)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の伊藤園(2593)は魅力的かを見ていこう。
伊藤園(2593)の配当利回りは0.87%だ。
100株分、約46万円投資したら→年間4,000円。
500株分、約230万円投資したら→年間20,000円がもらえる。
配当も少ないね。
配当の基準日は?
伊藤園(2593)の配当の基準日は4月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年4月26日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に伊藤園(2593)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.20%だ。
うーん、さすがに少なすぎるね。
必要投資額も高いし、わざわざ優待や配当のために投資するような銘柄ではなかった。
次に行こう。