今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。
今回は伊藤園(2593)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。
伊藤園(2593) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2025年4月28日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約35万円 (100株) |
配当金は? | 4,400円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.69% |
伊藤園(2593)の株主優待の内容
まずは、伊藤園(2593)の株主優待の内容です。
伊藤園(2593)の株主優待は伊藤園商品詰め合わせです。
保有株数が100株以上の場合、1,500円相当。
1,000株以上の場合、3,000円相当がもらえます。
この優待は年に1回、4月末日時点の株主に配布されます。
なお、優待の発送は7月下旬です。
伊藤園(2593)とはどんな会社?
伊藤園は、東京都渋谷区に本社を置く、茶製品、野菜飲料、コーヒー飲料等を扱う飲料メーカーです。
元々、1959年に早稲田大学第一法学部を卒業して東都日産モーターで自動車セールスマンをしていた、本庄正則が、日用品訪問販売会社日本ファミリーサービス株式会社を経営したのが始まりでした。
その後、弟の本庄八郎と共に、合資会社ビーエー商会との共同出資で、静岡市神明町にフロンティア製茶株式会社を設立します。そして、東京・上野にあったお茶屋「伊藤園」から商号を譲り受け、現社名の株式会社伊藤園に商号変更しました。
株式会社本庄商事(日本ファミリーサービス株式会社から商号変更)と合資会社ビーエー商会から緑茶事業の営業譲渡を受け、製茶卸売業として発展。
1979年から、中国土産畜産進出口総公司と代理店契約を締結、烏龍茶の輸入卸を手掛け、缶入り烏龍茶を世界で初めて生産・発売、清涼飲料水市場に進出します。
その後、缶入り緑茶「煎茶」(後の「お〜いお茶」)も生産・発売。現在の主力製品は、茶製品、野菜飲料。
飲料業界第5位。東証プライム。
1966年設立。従業員数(連結)は8,269人。
(参考:ウィキペディア)
伊藤園(2593)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の伊藤園(2593)の株価は、3,546円(2024年7月時点)です。
100株だと「約35万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引についてはこちら
約35万円の投資で1,500円相当の優待がもらえるので、優待利回りは0.43%です。
うーん、かなり少ないですね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、4月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2025年4月28日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、4月28日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の4月29日に現渡決済すればOK。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
伊藤園(2593)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の伊藤園(2593)は魅力的かを見ていきましょう。
伊藤園(2593)の配当利回りは1.26%です。
100株、約35万円投資したら年間4,400円。
500株、約175万円投資したら年間22,000円がもらえます。
配当も少ないですね。
配当の基準日は?
伊藤園(2593)の配当の基準日は4月末日です。
実際の権利確定日は、2025年4月28日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後に伊藤園(2593)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.69%です。
うーん、さすがに少なすぎますね。
必要投資額も高いですし、わざわざ優待や配当のために投資するような銘柄ではありませんでした。
残念ですが、次に行きましょう。