今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回はHIS[エイチ・アイ・エス](9603)の株主優待と配当について分析していく。
HIS[エイチ・アイ・エス](9603) | |
何がもらえる? | ①優待旅行券 ②ハウステンボス入場割引券 ③ラグーナテンボス入場割引券 |
いつ買えばいい? | 2023年4月26日 2023年10月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約20万円 (100株) |
配当金は? | 無し |
優待と配当の合計利回り | 1.50% |
HIS[エイチ・アイ・エス](9603)の株主優待の内容
まずは、HIS[エイチ・アイ・エス](9603)の株主優待の内容だ。
HIS[エイチ・アイ・エス](9603)の株主優待は、①優待旅行券、②ハウステンボス入場割引券、③ラグーナテンボス入場割引券だ。
①優待旅行券は、保有株数が100株以上500株未満の場合、2,000円分(1,000円券2枚)。
500株以上1,000株未満の場合、4,000円分(1,000円券4枚)。
1,000株以上の場合、6,000円分(1,000円券6枚)がもらえる。
②ハウステンボス入場割引券と③ラグーナテンボス入場割引券は、100株以上保有の株主全員が、それぞれ500円分もらえる。
年に2回、4月末日と10月末日の株主に配布される。
HISで申し込んだツアーや航空券などに使える優待なので、旅行好きの方には嬉しいね。
インターネットでの申し込みにも利用できるようだ。
HIS[エイチ・アイ・エス](9603)とはどんな会社?
HISは新宿に本社を置く、旅行代理店だ。
元々、1980年に創業者 澤田秀雄が株式会社インターナショナルツアーズを設立したことが始まりだった。
1990年に商号を現在の「株式会社エイチ・アイ・エス」に変更している。設立当初は、旅行業界のベンチャー企業として、格安航空券や格安ツアーパッケージを展開するなど、様々なチャレンジを繰り返してきた。
現在は、旅行業界売上高で、JTB、近畿日本ツーリストに次ぐ3位となっている。
東証プライム。
1980年設立。従業員数(連結)は10,618人。
売上高は1,185億63百万円。
純利益は△500億50百万円。
純資産は641億45百万円だ。
(2021年時点)(参考:ウィキペディア)
HIS[エイチ・アイ・エス](9603)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のHIS[エイチ・アイ・エス](9603)の株価は、2,014円(2023年2月時点)だ。
100株だと「約20万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、HIS[エイチ・アイ・エス](9603)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約20万円の投資で優待が年間3,000円分だから、優待利回りは1.50%だ。
必要投資額が高い割に優待は少ないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、4月末日と10月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年4月26日と2023年10月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、4月26日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の4月27日に現渡決済すればOKだ。
10月は、10月27日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の10月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
HIS[エイチ・アイ・エス](9603)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のHIS[エイチ・アイ・エス](9603)は魅力的かを見ていこう。
HIS[エイチ・アイ・エス](9603)の場合、残念ながら配当は無いようだ。
最後にHIS[エイチ・アイ・エス](9603)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.50%だ。
うーん、ちょっと物足りないね。
今までは配当があったのだが、このコロナの影響で近年は無配となってしまっている。
とはいえ、旅行好きの方からするとなかなか嬉しい優待だと思うので、気になる方は、是非チェックしてみてほしい。