今日は東宝(9602)の株主優待と配当について紹介する。
東宝(9602) | |
何がもらえる? | 映画招待券 |
いつ買えばいい? | 2023年2月24日 2023年8月29日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約50万円 (100株) |
配当金は? | 4,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.52% |
東宝(9602)の株主優待の内容
まずは、東宝(9602)の株主優待の内容だ。
東宝(9602)の株主優待は、映画招待券だ。
この映画招待券は、全国のTOHOシネマズで1人1回タダで映画を観ることができる券だ。
保有株数が100株以上500株未満の場合、1枚。
500株以上1,000株未満の場合、3枚。
1,000株以上2,000株未満の場合、5枚。
2,000株以上3,000株未満の場合、10枚。
3,000株以上5,000株未満の場合、15枚。
5,000株以上10,000株未満の場合、18枚。
10,000株以上の場合、20枚がもらえる。
年に2回、2月末日と8月末日の株主に配布される。
なお、優待券の発送は5月と11月のようだ。
通常映画は大人1,800円なので、100株保有で、年間3600円分の優待がもらえることになる。
映画好きの人には、たまらない優待だね。
東宝(9602)とはどんな会社?
東宝株式会社(とうほう)は、映画・演劇の製作配給・興行や不動産賃貸を行う会社だ。
元々は、阪神急行電鉄の小林一三によって、演劇、映画の興行を主たる目的で株式会社東京宝塚劇場が設立されたのが始まりだった。
東宝の名前は、この当時の名前「東京宝塚劇場」からきているようだ。
東証プライム。
1932年設立。従業員数(連結)は3,305人。
売上高は1919億4800万円。
純利益は160億0100万円。
純資産は3890億1100万円だ。
(2021年時点)(参考:ウィキペディア)
東宝(9602)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の東宝(9602)の株価は、4,950円(2022年11月時点)だ。
100株だと「約50万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、実質、東宝(9602)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約50万円の投資で優待が年間3,600円相当だから、優待利回りは0.72%だ。
うーん、かなり少ないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、2月末日と8月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年2月24日と2023年8月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、2月24日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の2月27日に現渡決済すればOKだ。
8月は、8月29日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の8月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
東宝(9602)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の東宝(9602)は魅力的かを見ていこう。
東宝(9602)の場合、配当利回りは0.80%だ。
100株分、約50万円投資したら→年間約4,000円。
500株分、約250万円投資したら→年間約20,000円になる。
配当もかなり少ないね。
配当目的で投資するような銘柄では無いと思う。
最後に東宝(9602)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.52%だ。
うーん、正直あまり魅力的な株主優待ではなかった。
ただ、以前は1,000株保有の株主からしか優待がもらえなかっただが、現在は100株のみの保有でも映画招待券がもらえるようになったので、以前よりは手が出しやすくなったかもしれない。
気になる方はチェックしてみてほしい。