日本株分析

SMC(6273)の今後の株価を分析した

気になる銘柄を分析し、その銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

本日は、SMC(6273)について分析していきます。

以下の順番で分析していきたいと思います。
是非最後までご覧下さい。

1.会社の説明
2.時価総額
3.株価、PER、配当利回り
4.チャート
  -長期チャート
  -短期チャート
5.売上高
6.一株配当
7.EPS(1株あたりの利益)→とくに大事
8.BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
9.ROE(自己資本利益率)→とくに大事
10.まとめ

1. SMC(6273)とは?

SMC株式会社は、東京都千代田区に本社を置く、日本の空気圧制御機器メーカーです。

工場の自動化設備の空圧制御機器で世界首位(国内シェア6割、世界シェア3割)、ドイツのフェスト社 (Festo) との世界2強を構成しています。

世界中の81カ国に400以上の営業拠点を展開。
従業員数は22,988人。

元々社名が「焼結金属工業株式会社」だったことから、現在では「焼結金属」の英文名「Sintered Metal」に「Company」をつけたSMCが社名となっています。

日経平均株価、JPX日経インデックス400、TOPIX Core30構成銘柄の1つ。

なんだかすごそうな会社ですね。
正直言うと、この分析をするまでは知らなかったのですが、かなり大きな会社なんですね。

2. SMC(6273)の時価総額は?

SMC(6273)の時価総額は 4.8兆円です。(2023年時点)

時価総額ランクで言うと、AAランクです。

日本の上場企業ではトップクラスですね。

3. SMC(6273)の株価とPERと配当利回りは?

次にSMC(6273)の株価とPER、配当利回りを見てみましょう。

株価:74,450円(2023年11月時点)

SMC(6273)の株価は、74,450円です。
100株単位で売買できるので、約745万円から投資をすることができます。

うわ!
めちゃめちゃ高いですね。
超値がさ株です。

これでは初心者はもちろん、ある程度の資産を持っていないと購入することができません。
そのうち株式分割をして買いやすくなればいいんですけどね。

PER:26.2倍(2023年11月時点)

次にPERです。
PERは、株価収益率ですね。
一般的に10倍以下であれば割安であると言われています。

SMC(6273)の場合、PERは26.2倍です。

どちらかというとやや割高ですが、許容範囲内だと思います。

配当利回り:1.21%(2023年11月時点)

続いて、配当利回りです。
SMC(6273)の場合、100株の投資でもらえる配当は毎年90,000円です。
配当利回りを計算すると、1.21%。

ちょっとだけあるという感じです。
日本株の中では普通の水準ですね。

配当金の権利確定日は、毎年3月末日と9月末日です。

なお、SMC(6273)は、株主優待はありません。

4. SMC(6273)の株価チャート

次に株価チャートを分析していきましょう。
まずは長期チャートです。

SMC(6273) 月足チャート

こちらには、長期の月足チャートを示しました。

長期でしっかりとした上昇トレンドを描いています。
長期投資が報われやすい良い銘柄ですね。

次に短期のチャートです。

SMC(6273) 日足チャート

こちらには、直近1年の日足チャートを示しました。

2023年6月までは右肩上がりで推移していたのですが、6月をピークにその後はややレンジの動きとなっています。

5. SMC(6273)の売上高

では、売上高を見ていきましょう。

こちらには、直近の売上高を棒グラフで示しました。

2019年度、2020年度はやや停滞したものの、その後はしっかりと売上高を伸ばせています。

6. SMC(6273)の一株配当

続いて、配当の推移について見てみましょう。

こちらには、直近の配当金の推移を棒グラフで示しました。

配当も定期的に増配しています。
良いですね。
今後も増配が期待できます。

7. SMC(6273)のEPS(1株あたりの利益)

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
そういった企業は、優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていたら要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう。

こちらには、直近のEPSを棒グラフで示しました。

EPSも2019年度、2020年度は停滞しましたが、その後はしっかりと伸ばせています。
良いですね。

8. SMC(6273)のBPS(1株あたりの純資産)

次は、BPSです。
BPSは、一株当たりの純資産のこと。
このBPSが高いほど純資産が多く、負債が少ないということを表します。
すなわち、安定性が高い会社であると判断されます。
一方で、BPSが低いと純資産が少なく、負債が多いということになり、安定性を欠く会社であると見られます。

また、BPSの値と株価を比較することで、その株が割高か割安か判断することもできます。

では、そんなBPSを見てみましょう。

しっかりと上昇しています。
いいですね。
「着実」という言葉が似合います。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、9.48%です。
つまり、年間9.48%ずつこの会社は成長しているということを表しています。

素晴らしいですね。

9. SMC(6273)のROE(自己資本利益率)

最後にROEです。

ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」ということを表す数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業ということになります。

それではSMC(6273)のROE(自己資本利益率)を見てみましょう。

直近のROEは13.2%です。

良いですね。
合格ラインを超えています。

過去を見ても2019年度と2020年度以外は安定して合格ラインを超えてきています。

10. SMC(6273)の今後をまとめると

どの指標も堅調でした。
BPSなんかを見てもしっかりと株式の価値を高められていますし、それに伴って長期的に株価も上昇しています。
配当も増えているので、まさに長期投資向けの優良銘柄と言えそうです。

ただ、やはりネックは、その必要投資額の高さですね。
なかなか僕のような普通のサラリーマンには手を出すことができません。

LINE証券やネオモバなど、最近では1株から投資ができるサービスも存在はしているので、そういった証券会社を利用している人は検討してみてもいいかもしれません。

気になる方は、IRなどチェックしてみて下さい。