株主優待

富士急ハイランド(富士急行)【9010】の株主優待と配当はオススメか?

今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。

今回は富士急行(9010)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。

富士急行(9010)
何がもらえる? 電車・バス・観光施設共通優待券など
いつ買えばいい? 2024年9月26日
2025年3月27日
(年2回)
いくら買えばいい? 約35万円
(100株)
配当金は? 1,800円
(100株)
優待と配当の合計利回り 3.94%

富士急行(9010)の株主優待の内容

まずは、富士急行(9010)の株主優待の内容です。

富士急行(9010)の株主優待は以下です。
①電車・バス・観光施設共通優待券
②遊園地フリーパス引換券
③高速バス乗車券
④電車・バス全線優待パス
⑤施設割引券

各優待の利用可能施設や詳しい内容はこちらをご確認下さい。

保有株数が100株以上の場合、①5枚、⑤1冊。
500株以上の場合、①10枚、②1枚、⑤1冊。
1,500株以上の場合、①10枚、②2枚、⑤1冊。
2,500株以上の場合、①15枚、②3枚、③1枚、⑤1冊。
5,000株以上の場合、①25枚、②4枚、③2枚、⑤1冊。
10,000株以上の場合、①40枚、②5枚、③4枚、⑤1冊。
17,500株以上の場合、①40枚、②6枚、③4枚、④1枚、⑤1冊がもらえます。
※長期保有の場合、追加優待あり。
詳しくはこちら

年に2回、3月末日と9月末日時点の株主に配布されます。

なお、優待券の発行は、5月末と11月末です。

①電車・バス・観光施設共通優待券は、5枚につき富士急ハイランドのフリーパス1枚と交換できます。

富士急ハイランドのフリーパス(大人)が1枚6,000円なので、例えば、年間2回優待券(10枚分)を使ったとすると、12,000円得することになります。

富士急ハイランド以外にも富士急行が展開しているアミューズメントパーク施設、スキー場、温泉で利用できるので、家族にも喜ばれそうですよね。

富士急行(9010)とはどんな会社?

富士急行は、山梨県、静岡県東部を中心とする地域で、運輸、観光、不動産、流通事業などを営む会社です。

元々、鉄道・自動車(バス)などの運輸事業を創始とする企業ですが、現在、売り上げに占める鉄道事業の割合は5%程度で、自動車事業を合わせても2割程度に過ぎず、沿線の豊富な観光資源を背景にした遊園地、ゴルフ場等の観光事業の割合が約7割を占めています。
また、鉄道事業者では数少ないファミリー企業です。

東証プライム。
1926年設立。

従業員数(連結)は1813人。

(参考:ウィキペディア)

富士急行(9010)の株主優待はいくらでもらえる?

現在の富士急行(9010)の株価は3,520円(2024年4月時点)です。
100株だと「約35万円」で購入できます。

ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引についてはこちら

約35万円の投資で年間約12,000円得するので、優待利回りは3.43%です。

悪くはないですね。

具体的に権利日はいつ?

株主優待の基準日は、3月末日と9月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。

実際の権利日は、2024年9月26日と2025年3月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。

クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、9月26日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月27日に現渡決済すればOK。
3月は、3月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月28日に現渡決済すればOK。

一目でわかる株主優待カレンダーはこちら

富士急行(9010)の配当は?

次に、配当目的の投資として考えた場合の富士急行(9010)は魅力的かを見ていきましょう。

富士急行(9010)の配当利回りは0.51%です。

100株、約35万円投資したら年間1,800円
500株、約175万円投資したら年間9,000円がもらえます。

配当は少ないですね。

配当の基準日は?

富士急行(9010)の配当の基準日は3月末日と9月末日です。

実際の権利確定日は、2024年9月26日と2025年3月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。

最後に富士急行(9010)の株主優待と配当をまとめてみると

優待と配当合わせて利回りは3.94%です。

悪くないですね。

優待の内容は、様々な施設で使えるので、使い易いと思います。
特に小さいお子さんがいるファミリーには嬉しい優待ではないでしょうか。

気になる方はチェックしてみて下さい。

富士急行 IR情報