株主優待

エイベックス[avex](7860)の株主優待と配当はオススメか?

今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。

今回はエイベックス[avex](7860)の株主優待と配当について分析していく。

エイベックス(7860)
何がもらえる? ①a-nationチケット優先予約
②サブスクリプション型の音楽・映像配信サービス
いつ買えばいい? 2023年3月29日
(年1回)
いくら買えばいい? 約15万円
(100株)
配当金は? 5,000円
(100株)
優待と配当の合計利回り 3.33%

エイベックス[avex](7860)の株主優待の内容

まずは、エイベックス[avex](7860)の株主優待の内容だ。

エイベックス[avex](7860)の株主優待は、①a-nationチケット優先予約、②自社グループ所属アーティストを中心とした公演のチケット優先予約だ。

①a-nationチケット優先予約は、エイベックスのアーティストが出演するライブ「a-nation」のチケットを株主特典として優先的に予約することができる。
さらに、保有株数によってチケット料金が割引となるようだ。

保有株数が100株以上300株未満で、かつ保有期間が3年以上の場合、割引率10%。
保有期間が5年以上の場合、割引率30%。

300株以上1,000株未満で、かつ保有期間が3年未満の場合、割引率10%。
保有期間が3年以上5年未満の場合、割引率20%。
保有期間が5年以上の場合、割引率40%。

1,000株以上で、かつ保有期間が3年未満の場合、割引率20%。
保有期間が3年以上5年未満の場合、割引率30%。
保有期間が5年以上10年未満の場合、割引率40%。
保有期間が10年以上の場合、割引率50%となる。

②自社グループ所属アーティストを中心とした公演のチケット優先予約は、従来どおりファンクラブ会員への先行予約が最優先となるが、一般販売に先駆けて予約が可能となるようだ。

保有株数が100株以上の株主全員がもらえる。

優待配布の対象となるのは、3月末日時点の株主だ。

エイベックスのアーティストが好きな人にとっては、是非とも欲しい優待だね。
株主優待の詳細については、エイベックスの株主専用サイトでチェックしてみてもらいたい。

エイベックス[avex](7860)とはどんな会社?

エイベックスは、東京都港区に本社を置く、芸能プロダクションや音楽関連業務を行なっている会社だ。

1988年4月11日創立。
創業者である松浦勝人のほか4名が役員を務めるエイベックス・ディーディー株式会社が輸入レコードの卸販売業として会社設立。
1989年より顧問だった依田巽(よだ たつみ)を経営者として迎え入れ、自社のメインレーベル「avex trax」を設立し、ディスコブームの中、「ジュリアナ東京」や「マハラジャ」のコンピレーションアルバム、「SUPER EUROBEAT」、「SUPER DANCE FREAK」シリーズをリリース、また小室哲哉とともにダンスと歌を融合させた音楽を1990年代に急成長させた。

1998年にエイベックス株式会社に商号変更し、1999年に東証一部へ上場。
1990年代後半から2000年代前半にかけては、マネジメント事務所・株式会社ホワイトアトラス(後の株式会社アクシヴ、現・エイベックス・マネジメント株式会社)を立ち上げた上で、TRFや安室奈美恵が基礎を造り浜崎あゆみを主力とし、レコード業界での一大勢力を築き上げた。

2002年、日本初のコピーコントロールCD(Copy Control CD/CCCD)を発売するも不評だったため、2004年9月CCCD運用弾力化を発表(レンタル版は2007年までは引き続きCCCDであったが現在は販売版と同様にCDDAでリリースされている。アニメのレーベルであるavex modeにおいても、一時期、権利者側の意向で販売用にCCCDを採用されていた。また、avex-CLASSICSでは原則SACD/CCCDハイブリッド仕様でのリリースにより、表向きの批判をかわしている)。

2003年から会長兼社長の依田は、同年日本レコード協会(RIAJ)会長に就任。
かつては山水電気の取締役を務めるなど音楽関連の経営畑の仕事を続けてきたため、業界、政界や海外への強い影響力を持っていると言われた。
しかしながら、創業者である松浦や他の役員との経営方針の対立が深刻化、松浦が退社したことで、浜崎あゆみを筆頭とする所属アーティストが移籍の動きを見せ、株価に影響を与えた。
それを受け2004年8月3日に依田は会長兼社長を辞任、名誉会長となり、同日RIAJの会長も辞任した。
これにより、松浦はエイベックスに復帰を果たした。

2004年、エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社に商号変更し、持株会社体制へと移行。

2000年代中期より「ミュゥモ」「BeeTV」「UULA」、そして後に続く「dTV」など、レコード事業に限らず会員制の有料音楽配信・映像配信などのプラットフォーム事業を展開し、事業の多角化を行っていく。

エイベックス株式会社が出資しているディスクメーカーメモリーテックは、HD DVDプロモーショングループの幹事会員であるため、次世代光ビデオディスクはHD DVDのみを販売するという観測があった。
しかし2007年10月、Blu-ray Disc・HD DVD双方に参入することを発表した。
ただし、現在はどちらの陣営にも参加していない。
なお次世代光ビデオディスクの第1弾として、2008年1月1日に大塚愛の「LOVE IS BORN 4th Anniversary 2007」のライブDVDが発売された。

グループ各社は三和銀行→UFJ銀行→三菱東京UFJ銀行の流れで三菱UFJ銀行をメインバンクとしている。

上場以来、毎年株主総会後に同社所属アーティストによるシークレットライブが東京国際フォーラム、さいたまスーパーアリーナなどの大型会場で開催されていた。
そのため、ソニー等を抑えて日本一多くの株主が出席する株主総会となっていた。
しかし、2010年の総会を最後にシークレットライブは開催されなくなった。

2015年、エイベックス・デジタル株式会社と株式会社サイバーエージェントによるAWA株式会社によって、サブスクリプション型音楽配信「AWA」を開始。
また、LINE、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ユニバーサル ミュージックと「LINE MUSIC」もスタートするなど、プラットフォーム事業を展開。

2017年11月、エイベックス株式会社に商号変更すると共に、4代目ロゴを制定した。
ただし、2020年5月13日発売の「avex revival trax」およびそれに関するプロモーションでは2代目ロゴを使用している。
1998年に「エイベックス株式会社」に商号変更し、1999年に東証一部へ上場している。

レーベルとしては現在、浜崎あゆみ、AAA、Every Little Thing、シシド・カフカなどが所属している。

東証プライム。
1973年設立。

従業員数(連結)は1,461人。

売上高は1,354億6,900万円。
純利益は△11億200万円。
純資産は494億4,900万円だ。
(2020年時点)

(参考:ウィキペディア)

エイベックス[avex](7860)の株主優待はいくらでもらえる?

現在のエイベックス[avex](7860)の株価は1,503円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約15万円」で購入できる。

ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、エイベックス[avex](7860)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料263円がかかる。(SBI証券の場合)

クロス取引についてはこちら

100株保有の場合、特にいくらか得をするわけではないので、優待利回りとしては0%だ。

具体的に権利日はいつ?

株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。

実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。

クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。

一目でわかる株主優待カレンダーはこちら

エイベックス[avex](7860)の配当は?

次に、配当目的の投資として考えた場合のエイベックス[avex](7860)は魅力的かを見ていこう。

エイベックス[avex](7860)の配当利回りは3.33%だ。

100株分、約15万円投資したら→年間5,000円
300株分、約45万円投資したら→年間15,000円がもらえる。

配当はなかなか良いね。

配当の基準日は?

エイベックス[avex]の配当の基準日は3月末日と9月末日だ。

実際の権利確定日は、2023年3月29日と2023年9月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。

最後にエイベックス[avex](7860)の株主優待と配当をまとめてみると

優待と配当合わせて利回りは3.33%だ。

悪くないね。
配当は3%を超えているので悪くないし、株主優待もエイベックスのアーティストのファンの方には嬉しいと思う。

また、最近は以前よりもだいぶ株価が下がってきたので、お得度も増したと思う。

気になる方はチェックしてみてほしい。

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