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30歳を過ぎたら、大事なのは「選択と集中」

若い頃は、まだ時間が無限にあるような気がして、興味あるものにはとにかくチャレンジしてがむしゃらにやってきた。

ただ、僕ももう今年で35歳だ。
家族だっているし、会社員だから、仕事だってそれなりに忙しい。

そんな中で、昔のように何にでもチャレンジをするなんてできない。

だから最近はとにかく効率を意識するようになった。

効率といっても、何かをやる時間を短くするとかいうことではなくて、限りある時間を何に使うべきかということを真剣に考えるようになったということ。

取捨選択と集中

何か大きな成果を出すためには、やっぱりどうしてもコツコツやり続けることが必要だから。
けど、色々なことをやり続ける時間はもうない。
だから、取捨選択をして、何に集中して時間を投資するべきかを考えるべきなんだと思っている。

将来のアウトプットが最大となるものは何かということをしっかりと考えて、それに時間を投資するんだ。

僕は、20代の頃は、勉強会とか異業種交流会を企画して、色々な人脈を広げていた。

けど、ある時に思ったんだ。
これを続けていて、将来何か自分に残るだろうか。

そんな時に、高校の時の友人からサイトを一緒に立ち上げないかと誘われた。

そいつは、ちょっと面白いやつで、学生時代は、ビジネスコンテストで入賞したり、司法試験にチャレンジしたりしていた。

結局、司法試験には受からなかったみたいだけど、社会人になってからもサンカクという社会人インターンサービスを利用して、色んなベンチャーでの仕事を経験していた。

あるベンチャーで、今や超巨大メディアとなっている、あるサイトを1から立ち上げた経験から、自分たちでもサイトをやってみたいと思い立ち、僕を誘ってきたというわけだ。

さっきも言ったように、僕はちょうど、自分がやっていたことに疑問を感じ始めていた時だったから、その誘いに2つ返事で「やろう!」と答えた。

それから、僕は勉強会や異業種交流会を全部やめた。

サイトの立ち上げに注力したんだ。

続けることの効果

それから毎日必死でブログ記事を書き続けた。
最初は、全然成果が出なかったけど、サイト運営に可能性を感じていたから、必死に続けた。

ちなみに、サイト運営の可能性というのは以下だ。

・今や必要不可欠なウェブサービスの知識・経験が身につく
・やったことが、永続的な利益を生む可能性がある
・今後の発展性がある

一つ一つの内容について触れるのは、また別の機会にするとして、とにかく僕はサイト運営ということ自体に可能性を大きく感じたから、これまで続けてきたこと全てを投げ出して、これだけに注力した。

サイト運営を始めて3年ほど経った頃、サイト収益が10万円を超えた。
それからさらに1年後には、20万円を超えた。

ローマは一日にして成らず。
まさにそうだと思う。

ただ、それと同時に”続けること”のすごさを感じた。
何かを集中して続けていれば、そのやり方さえ大きく間違えていなければ、必ず成果は出るものなんだ。

僕の大好きな元シャ乱Qボーカルのつんくは、著書の中でこんなことを言っていた。

「人生というものは、たくさんの人間が一本の鉄棒にぶら下がっているようなものです。(中略) 自分が苦しいときは、上司も部下もライバルも苦しいのです。そう思って、腹を据え、あと十秒、あと十秒と我慢してみるのです。苦しいときに“苦しい”と不平不満をいうのは簡単です。我慢にはいつも以上のパワーと精神力が必要です。けれど、苦しい時期こそチャンスなのだ、これを乗り切れば大きなチャンスをつかめると知っていれば、それほどつらくはありません。むしろ元気が出てくるものです。最後の一人になるまで、鉄棒にぶらさがる。そういう人が“一番になれる”のだと思います。」

世の中にはどれだけの数のブロガーがいるかご存知だろうか。
なんと現在世界中に7,000万件以上ものブロガーがいるそう。

その全員が金銭目的にブログをしていないとしても、ブロガーの中で月に5千円以上稼げている人は全体の1%にも満たないと言われている。

では、どうして多くの人がブログで稼ぐことができないのか。
僕は、ブログで稼ぐことのハードルの1つが”続けること”だと思っている。
ブログで稼ぐためには、どうしても記事数と、定期更新が必要だ。
だから、毎日コツコツと続けられなければ成果も出ない。

だから、多くの人が稼げるようになる前に挫折をするんだ。

あっ、ちなみに、僕はこれを自慢したくて書いているわけではない。
なぜ僕が成果を出せたのかを振り返るために書いている。

これも今流行りのメタ認知の一つだ。

僕が今日言いたかったこと

とにかく、今日言いたかったことは、成果を出すためには、やっぱりコツコツと頑張ることが必要だということ。

ただ、人生は短い。
だから、コツコツやることをしっかりと見極めて注力することが必要だということ。

まあ、たくさん自慢のように書いてきたが、まだまだこれで満足したわけではない。

これからは、やれたことを水平展開をして、しっかりと成功体験をスキルに変えていきたいと思っている。

このブログもそのための1つだ。