今日は三陽商会(8011)の株主優待と配当について紹介する。
三陽商会(8011) | |
何がもらえる? | 株主優待セール招待券 |
いつ買えばいい? | 2022年2月24日 2022年8月29日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約9万円 (100株) |
配当金は? | 無し |
優待と配当の合計利回り | 8.89% |
三陽商会(8011)の株主優待の内容
まずは、三陽商会(8011)の株主優待の内容だ。
三陽商会(8011)の株主優待は、株主優待セール招待券だ。
保有株数が100株以上の株主全員がもらえる。
年に2回、2月末日と8月末日時点の株主に配布される。
この優待セールは、春と秋、年に2回開催されるようだ。
招待券は毎回4枚もらえる。
招待券1枚で1名が入場可能なので、4人でこのセールに行けるということだ。
こちらのブログを見てみると、株主優待セールでは、例えば定価26,000円のクレストブリッジのコートが3割引の18,000円とかで売られている(8,000円得する)ようだ。
クレストブリッジ好きの方などには嬉しい優待だね。
三陽商会(8011)とはどんな会社?
三陽商会は、東京都新宿区に本社を置くアパレルメーカーだ。
販売網は百貨店が主体で、自社ブランドに加え、海外の様々なブランドともライセンス契約を結び販売している。元々、創業者の吉原信之が、戦時下の1943年に電気関係各種工業用品及び繊維製品の製造販売を目的として、東京都板橋区にて工作機械工具の修理加工、販売をおこなうべく同社を設立したのが始まりだった。
社名の由来は「三井」「三菱」など有力財閥の「三」と、創業者である吉原の父、「陽」に因んでつけられたという。
終戦直後の1945年8月、板橋にあった本社工場を売却し、銀座に本社を移転。
戦時中に使用された暗幕を元にレインコートの製造販売を開始。
その後1949年に第一通商(現在の三井物産)が企画した「全国エキスポートバザー」向けにレインコートの縫製を大量に受注したことで、レインコート製造販売の大手として、頭角を現した。1965年からは、英・バーバリー社製のコートの販売をおこなうようになると共に、1969年以降はバーバリー他海外のコートメーカーとの技術提携により、各メーカーの製品の国内ライセンス生産へと移行する。
しかしバーバリー社とのライセンス契約を2015年6月30日で終了し、これにより日本におけるバーバリーの販売は英国本社が日本法人を通じて直営展開することとなった。
以後は「バーバリー・ロンドン」の後継ブランドとして、スコットランド発祥の防水コートの老舗として知られる衣料会社マッキントッシュと提携した「マッキントッシュ・ロンドン」を立ち上げ、約350の旧バーバリーの店舗のうち約260店を切り替えるとともに、若者向け婦人服「バーバリー・ブルーレーベル」、紳士服「バーバリー・ブラックレーベル」についても、新デザイナーを起用しそれぞれ後継ブランドとして「ブルーレーベル・クレストブリッジ」「ブラックレーベル・クレストブリッジ」に転換している。(参考:ウィキペディア)
三陽商会(8011)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の三陽商会(8011)の株価は、855円(2022年1月時点)だ。
100株だと「約9万円」で購入できる。
例えば、優待セールでクレストブリッジの26,000円のコートを購入した場合、8,000円(3割)得するので、優待利回りは8.89%となる。
悪くないね。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、三陽商会(8011)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料198円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、2月末日と8月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2022年2月24日と2022年8月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、2月24日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の2月25日に現渡決済すればOKだ。
8月は、8月29日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の8月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
三陽商会(8011)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の三陽商会(8011)は魅力的かを見ていこう。
三陽商会(8011)は残念ながら配当は無いようだ。
最後に三陽商会(8011)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは8.89%だ。(優待セールでクレストブリッジの26,000円のコートを購入した場合)
利回りはなかなか良いね。
日頃からクレストブリッジの服が好きで着ている方にはオススメしたいところだが、業績は近年赤字が続いているので、投資をする場合は、慎重になった方が良さそうだ。
前期から無配となってしまったのも残念だ。
気になる方はチェックしてみてほしい。