今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回はコーセー[KOSÉ](4922)の株主優待と配当について分析していく。
コーセー(4922) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約150万円 (100株) |
配当金は? | 14,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.27% |
コーセー[KOSÉ](4922)の株主優待の内容
まずは、コーセー[KOSÉ](4922)の株主優待の内容だ。
コーセー[KOSÉ](4922)の株主優待は、コーセー製品だ。
保有株数が100株以上1,000株未満で保有期間が3年未満の場合、約5,000円相当。
100株以上1,000株未満で保有期間が3年以上の場合、約8,000円相当。
1,000株以上で保有期間が3年未満の場合、9,000円相当。
1,000株以上で保有期間が3年以上の場合、16,000円相当がもらえる。
それぞれ保有株数と保有期間に応じて、いくつかの製品の中から好きなものが選べるようだ。
優待の配布は年に1回、3月末日時点の株主が対象だ。
普段からコーセーの化粧品を使っている人には嬉しい優待だね。
好きな製品を選べるというのも良い。
コーセー[KOSÉ](4922)とはどんな会社?
コーセーは、東京都中央区に本社を置く、化粧品メーカーだ。
元々、 1946年に創業者の小林孝三郎が東京北区王子に小林合名会社を設立したのが始まりだった。
その後、1948年に株式会社小林コーセーに変更する。
現在は、日本の化粧品メーカーで売上高が資生堂、花王に次いで3位となっている。主な商品・ブランドには、コスメデコルテ、インフィニティ、プレディア、雪肌精などがある。
東証プライム。
1948年設立。従業員数(連結)は8,117人。
売上高は3329億9500万円。
純利益は370億400万円。
純資産は2248億4100万円。
(2019年時点)(参考:ウィキペディア)
コーセー[KOSÉ](4922)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のコーセー[KOSÉ](4922)の株価は14,950円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約150万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、コーセー[KOSÉ](4922)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料1,025円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約150万円の投資で、年間5,000円相当の株主優待がもらえるわけだから、優待利回りは0.33%だ。
うーん、かなり少ないね。
そもそも必要投資額が高すぎる。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
コーセー[KOSÉ](4922)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のコーセー[KOSÉ](4922)は魅力的かを見ていこう。
コーセー[KOSÉ](4922)の配当利回りは0.93%だ。
100株分、約150万円投資したら→年間14,000円。
500株分、約750万円投資したら→年間70,000円がもらえる。
配当も少ないね。
最後にコーセー[KOSÉ](4922)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.27%だ。
うーん、少ないね。
そもそも、必要投資額が100万円以上というのは高すぎる。
正直、優待や配当目当ての投資には向かない銘柄だね。
残念だが次に行こう。