今週も僕の先週の投資日記をお送りしたい。
先週の日経平均終値(前日比)
それでは、先週の日経平均の動きを見ていこう。
日経平均株価 (15分足 5日間)
10/11(月)
28,498.20(+449.26)円10/12(火)
28,230.61(-267.59)円10/13(水)
28,140.28(-90.33)円10/14(木)
28,550.93(+410.65)10/15(金)
29,068.63(+517.70)円
先週の日経平均株価は、週を通してプラス1,019.69円(+3.64%)となった。
4週ぶりの反発だ。
それでは、先週の具体的な出来事を振り返っていきたいと思う。
月曜日
月曜日の日経平均株価は3日続伸した。
外国為替市場で円安・ドル高が進んだことで、輸出関連株が買われた。
また、岸田文雄首相が金融所得課税の見直しについて、テレビ番組で「当面は触ることは考えていない」と語ったことで、税率引き上げへの懸念がひとまず解消し、これが市場に買い安心感を与えた。
また、国内では新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあり、経済活動の再開が一段と進むとの見方から、内需関連銘柄も買われた。
火曜日
火曜日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。
米原油先物がこの日、一時1バレル82ドル台に乗せ、約7年ぶりの高値を付けた。
これにより、国内企業のコスト増懸念が日本株の売りにつながった。
ただ、外国為替市場で円相場が1ドル=113円台半ばまで円安・ドル高が進み、自動車など輸出関連株の一部には買いが入った。
水曜日
水曜日の日経平均株価は続落した。
この日、国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しで、2021年の実質成長率を5・9%と前回予測から0・1ポイント引き下げた。
日本の成長率も2・4%と前回予測から0・4ポイント引き下げ、このことが投資家心理の重荷となったようだ。
木曜日
木曜日の日経平均株価は3日ぶりに反発した。
前日の米市場で長期金利の上昇が一服し、ハイテク株高となった流れを受けて東京市場でも成長(グロース)株を中心に買いが優勢となった。
金曜日
金曜日の日経平均株価は続伸し、9月30日以来、約2週間ぶりの高値で終えた。
日本時間の前日夜に発表された9月の米卸売物価指数(PPI)は市場予想を下回り、過度なインフレ懸念が後退した。
これによって前日の米株式市場では主要企業の好決算もあって、ダウ工業株30種平均が5営業日ぶりに反発。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。
この流れを受け、東京市場でも幅広い銘柄に買いが入った。
日経平均株価 日足チャート
それでは、中期のチャートを見てみよう。
こちらは、直近6ヶ月間の日経平均株価を日足で見たチャートだ。

日経平均株価 (日足 6ヶ月間)
先月の大きな下げに対して、半値を戻した形となった。
移動平均線を見ても、ゴールデンクロスを形成しており、今後上昇トレンドに転換するのではないかと予想できる。
先週の保有銘柄の動きはどうだったか?

アルファポリス (日足 6ヶ月間)
先週は、これまで順調にその株価を上げてきたアルファポリスが大きく下げてしまった。
先週1週間で、マイナス255.0円(-7.25%)となった。
実はこの銘柄は、昨年の四季報夏号で発見してから、タイミングを見て買ったものだ。
一時期は10万円弱の含み益が出ていたものの、現在では1万円弱の含み益となってしまった。
とはいえ、今年秋の四季報を見ても、将来性があり、今後の伸びも間違いないと僕は確信している。
しばらく保有するつもりだ。
僕がどうやって四季報を分析しているかは、以下の記事を参考にしてみてもらいたい。
四季報秋号からピックアップした銘柄の動きはどうなったのか?
以前、四季報秋号から、いくつかの銘柄をピックアップしたということをお伝えしたが、それらの銘柄の動きはどうなっているのだろうか?

四季報秋号抜粋銘柄の動き
もし仮に、僕が四季報でピックアップした時の価格で買ったとした場合、今頃5,400円の含み益を抱えていたことになる。
中でもエスプールなんかは早くも2万円の含み益状態だ。
中には、シーアールイーのように、5万円もの含み損となっているが、逆に言うと、今は買い時と言えるのかもしれないね。
僕は残念ながら資金の余裕が無いため、どれも買えていないが、今後もこれらの銘柄の動向は追って見ていきたいと思う。
僕がどうやって四季報を分析しているかは、以下の記事を参考にしてみてもらいたい。
今週の注目イベントは?
先週、衆議院が解散となり、投開票が今月末になることが決まった。
アノマリーで、解散日から党開票日までの間日経平均株価は上昇するというものがあるのもあり、今週は上昇を期待できるかもしれない。
海外では、米9月鉱工業生産、米9月住宅着工件数、ベージュブック(米地区連銀経済報告)、米9月中古住宅販売件数などの米経済イベントが相次ぐ。
これらの内容はチェックしておきたいところだが、今週は少し安心して見られる相場となるのではないだろうか。
それでは、今週も頑張ろう。
現在の保有株
3543 コメダ
7270 SUBARU
9433 KDDI
8316 三井住友FG
8591 オリックス
3099 三越伊勢丹ホールディングス
3197 すかいらーくHD
3087 ドトール日レス
7867 タカラトミー
9467 アルファポリス
4348 インフォコム
3835 eBASE
3397 トリドールHD
現在の保有投資信託
三菱UFJ国際-eMAXIS NYダウインデックス
ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド
保有資産
現金残高:14,313円
株式:4,982,050円
投資信託:2,051,327円
計:7,047,690円
今週の主なイベントはこちら。
10月18日(月)
9月首都圏新規マンション発売=14時中国7~9月期GDP、中国9月小売売上高、中国9月工業生産、中国9月都市部固定資産投資=11時
米9月鉱工業生産・設備稼働率=22時15分
米10月NAHB住宅市場指数=23時
米8月対米証券投資=19日5時10月19日(火)
衆議院議員選挙公示(31日投開票)
20年国債入札◇IT技術とエレクトロニクスの国際展示会「CEATEC2021 ONLINE」開幕(~22日)米9月住宅着工件数、米9月建設許可件数=21時30分
インド市場休場
◆決算発表=ハリバートン、インテュイティブサージカル、J&J、P&G、トラベラーズ、ネットフリックス10月20日(水)
9月貿易統計=8時50分ベージュブック(米地区連銀経済報告)=21日3時
米20年国債入札
◆決算発表=(欧州)ASMLホールディング(米国)バイオジェン、IBM、ネクステラ・エナジー、ベライゾン・コミュニケーションズ10月21日(木)
◆決算発表=ディスコ(6146)トルコ中銀金融政策決定会合
米10月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数=21時30分
米9月中古住宅販売件数=23時
◆決算発表=(欧州)ABB、SAP(米国)ダウ、フリーポート・マクモラン、インテル、AT&T、ユニオン・パシフィック10月22日(金)
9月消費者物価=8時30分
◆決算発表=中外薬(4519)、東製鉄(5423)、ジャフコ(8595)、沖縄セルラー(9436)◆決算発表=アメリカン・エキスプレス、シュルンベルジェ、シーゲイト・テクノロジー
出処:SBI証券