今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回はセコム(9735)の株主優待と配当について分析していく。
セコム(9735) | |
何がもらえる? | 防災商品割引 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約80万円 (100株) |
配当金は? | 18,500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 3.56% |
セコム(9735)の株主優待の内容
まずは、セコム(9735)の株主優待の内容だ。
セコム(9735)の株主優待は以下から好きなものが選べる。
①防災用品セット「セコムスーパーレスキュー・プラス」 1万円引き
セコムが厳選した安心・安全グッズのセットが、通常27,000円のところ、株主特別価格17,000円で購入することができる。
②ほかほか非常食セット 1,300円引き
5年間保存可能な五目ご飯やソフトパンなど10食分が、通常5,800円のところ、株主特別価格4,500円で購入することができる。
これらの株主優待は、保有株数が100株以上の株主全員がもらえる。
3月末日時点の株主が対象だ。
なお、優待の発送は6月下旬だ。
2022年の株主優待についてはこちら。
お金を払って購入しないと得をしない優待なので、お得感は正直言って全く無いね。
セコム(9735)とはどんな会社?
セコムは、東京都渋谷区神宮前一丁目に本社を構える警備サービス業国内首位の株式会社で、狭義のサービス業として時価総額国内トップクラスであり、共に東証1部に上場している業界2位の綜合警備保障のおよそ7倍、3位のセントラル警備保障のおよそ99倍の規模を擁している。
日本初の総合的警備保障会社で、現在は日本国内の他、海外21の国と地域に事業展開している。東証プライム。
1962年設立。従業員数(連結)は64,143人。
売上高は1兆600億7000万円。
純利益は890億8000万円。
純資産は1兆1724億9400万円だ。
(2020年時点)(参考:ウィキペディア)
セコム(9735)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のセコム(9735)の株価は、8,031円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約80万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、セコム(9735)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数920円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約80万円の投資で防災商品が10,000円引きになるので、優待利回りは1.25%だ。
ただ、そもそもお金を出してサービスを利用しないと受けられない優待なので、お得感は少ないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
セコム(9735)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のセコム(9735)は魅力的かを見ていこう。
セコム(9735)の配当利回りは2.31%だ。
100株分、約80万円投資したら→年間18,500円。
500株分、約400万円投資したら→年間92,500円がもらえる。
配当はちょっと物足りないね。
配当の基準日は?
セコム(9735)の配当の基準日は3月末日と9月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年3月29日と2023年9月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後にセコム(9735)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当の合計利回りは3.56%だ。
利回りで見るとなかなか良いのだが、株主優待はお金を出さないと受けられない優待なので、ちょっと微妙だね。
そもそも必要投資額が80万円以上というのは高すぎる。
キャピタルゲインを目的とした投資なら良いかもしれないが、株主優待や配当を目当てに投資をするべき銘柄ではないね。