今週も僕の先週の投資日記をお送りしたい。
先週の日経平均終値(前日比)
それでは、先週の日経平均の動きを見ていこう。
日経平均株価 (15分足 5日間)
8/23(月)
27,494.24(+480.99)円8/24(火)
27,732.10(+237.86)円8/25(水)
27,724.80(-7.30)円8/26(木)
27,742.29(+17.49)円8/27(金)
27,641.14(-101.15)
先週の日経平均株価は、週を通してプラス627.89円(+2.32%)となった。
反発だ。
それでは、先週の具体的な出来事を振り返っていきたいと思う。
月曜日
月曜日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発。
前週に日経平均は大きく下げおよそ8カ月ぶりの安値を付けていたことから、前週末の米株高を受けて自動車関連株や海運株を中心に自律反発を狙った買いが入った。
特に、前週後半に減産を材料に急落したトヨタは3.4%高。
デンソーは一時8%高となった。
また、アジアのハイテク株高を受け、半導体関連株などにも買いが入った。
なお、この日の上昇率は8月2日以来の大きさだった。
火曜日
火曜日の日経平均株価は続伸した。
前日の米株式相場の上昇を受けて投資家がリスクを取る動きが強まったことで、幅広い銘柄に買いが入った。
また、前日に米国で新型コロナウイルスワクチンが初めて正式に承認されたことや、国内でもワクチン接種2回目を終えた人が全国民の4割に達したことなどから、株式市場では経済再開への期待感が強まり、特に海運や鉄鋼などの景気敏感株が買われた。
水曜日
水曜日の日経平均株価は3営業日ぶりに小幅に反落した。
朝方は、米株高を手掛かりに買いが先行したが、前日までの2日で700円超上昇していたため、次第に利益確定売りが優勢となった。
ただ、ワクチン接種の進展期待からか、鉄鋼や自動車など景気敏感株は買われた。
木曜日
木曜日の日経平均株価は小幅に反発した。
翌日に米国で経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)を控え、そこでテーパリング(量的金融緩和の縮小)開始の時期などが語られると予想されていたことから、市場全体は様子見ムード。
積極的な売買を手控える投資家が多かった。
金曜日
金曜日の日経平均株価は反落した。
米連邦準備理事会(FRB)による早期のテーパリング(量的金融緩和の縮小)観測などで米株高が前日に一服。
東京市場でも運用リスクをとりにくくなった投資家が多く、日経平均株価は下落。
下げ幅を朝方に一時260円まで広げたが、その後は、様子見ムードとなり、下げ幅を縮小した。
日経平均株価 日足チャート
それでは、中期のチャートを見てみよう。
こちらは、直近6ヶ月間の日経平均株価を日足で見たチャートだ。

日経平均株価 (日足 6ヶ月間)
日経平均株価は、再び25日移動平均線を下から上に抜けるチャレンジをしようとしているところだ。
ただ、先々週もこのチャレンジに失敗して、反落したことから、今回も反落となってしまうかもしれない。
週足で見た場合は、50週移動平均線が待ち構えているので、逆にここが抵抗線となりそうだ。

日経平均株価 (週足 3年間)
ただ、先週末には、なんと言っても米国で開かれた経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」があったため、あまりテクニカルな分析は機能しないかもしれない。
今週の動きはファンダメンタルな分析に任せた方がいいだろう。
先週の保有銘柄の動きはどうだったか?

アルファポリス (日足 6ヶ月間)
前回まで大きく下落していたアルファポリスは先週どうだっただろうか。
アルファポリスは先週、週を通してプラス245.0円(+8.02%)となった。
これで先々週までの下げの3分の1から2分の1ほどを取り返したことになる。
僕の含み益もなんとか1万円を超えるところまで戻ってきた。
アルファポリスは今後必ず伸びる企業なので、短期の下落はあまり気にせずに、長期保有したいと思っている。

トリドール (日足 6ヶ月間)
次にトリドールだ。
僕が保有している銘柄の中で最も元気が良いのがトリドールだ。
トリドールは先週1週間でプラス173.0円(+8.38%)となった。
チャートを見てもここ最近はずっと右肩上がり。
僕の含み益も8万円を超えた。
元々株主優待目当てに買った銘柄なので、優待がもらえる上に含み益が出るなんてかなり美味しい。
こうなると分かっていたのなら、300株くらい買っておけばよかった・・・と今になって後悔している。
まあ、欲を言えばキリが無いので、これでよしとしよう。
トリドールの株主優待について興味がある方は、下の記事を参考にしてみてもらいたい。
トリドールホールディングス[丸亀製麺](3397)の株主優待と配当はオススメか?
今週の注目イベントは?
先週末には、米国で経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が開かれた。
その中で米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、量的緩和の縮小(テーパリング)を年内に開始するのが適当との考えを示す一方で、それは「利上げ時期についての直接的なシグナルにはならない」と述べた。
これが「早期の利上げを心配する必要は薄れた」と市場では受け止められたようだ。(参考:日経新聞)
その結果、同日の米株式市場ではダウ工業株30種平均などの主要な株価指数が軒並み上昇。
今週は、東京市場でもこの恩恵を受けられるのではないだろうか。
では、今週の注目するべきイベントだが、今週は以下の経済指標が発表される。
米8月消費者信頼感指数
米8月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計
米8月ISM(供給管理協会)製造業景況指数
米7月貿易収支
米7月製造業受注
米8月ISM非製造業景況指数
米8月雇用統計
米国に関わる重要経済指標が目白押しだ。
パウエル議長のコメントで市場は早期利上げの心配は無いと受け止めたが、これらの指標の結果次第では、その先の動きが影響するかもしれない。
そのため、しっかりチェックしておきたい。
それでは、今週も頑張ろう。
現在の保有株
3543 コメダ
7270 SUBARU
9433 KDDI
8316 三井住友FG
8591 オリックス
3099 三越伊勢丹ホールディングス
3197 すかいらーくHD
3087 ドトール日レス
7867 タカラトミー
9467 アルファポリス
4348 インフォコム
3835 eBASE
3397 トリドールHD
現在の保有投資信託
三菱UFJ国際-eMAXIS NYダウインデックス
ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド
保有資産
現金残高:14,313円
株式:4,713,350円
投資信託:1,928,738円
計:6,656,401円
今週の主なイベントはこちら。
8月30日(月)
7月商業動態統計=8時50分米7月中古住宅販売仮契約=23時
英国市場休場
◆決算発表=ズーム8月31日(火)
7月失業率・有効求人倍率=8時30分
7月鉱工業生産=8時50分
8月消費動向調査=14時
2年国債入札中国8月製造業PMI、中国8月非製造業PMI、中国8月コンポジットPMI=10時
インド4-6月期GDP=21時
米6月FHFA住宅価格指数=22時
米6月S&PコアロジックCS住宅価格指数=22時
米8月CB消費者信頼感指数=23時
アフガニスタンの米駐留軍撤退期限(延長の可能性)
◆決算発表=(アジア)中国鉄建(米国)アンバレラ、クラウドストライク9月1日(水)
4-6月期法人企業統計=8時50分
8月自動車販売台数=14時
「デジタル庁」発足
◆決算発表=伊藤園(2593)中国8月Caixin製造業PMI=10時45分
ユーロ圏7月失業率=18時
米8月ADP雇用統計=21時15分
米8月ISM製造業景況指数=23時
◆決算発表=ヴィーヴァ・システムズ9月2日(木)
8月マネタリーベース=8時50分
10年国債入札
◆新規上場=モビルス(4370・M)、メディア総研(9242・M)東方経済フォーラム(~4日、ウラジオストク)
米7月貿易収支=21時30分
米7月製造業受注=23時
◆決算発表=ブロードコム9月3日(金)
米8月雇用統計=21時30分
米8月ISM非製造業景況指数=23時出処:SBI証券