今週も僕の先週の投資日記をお送りしたい。
先週の日経平均終値(前日比)
それでは、先週の日経平均の動きを見ていこう。
日経平均株価 (15分足 5日間)
7/26(月)
27,833.29(+285.29)円7/27(火)
27,970.22(+136.93)円7/28(水)
27,581.66(-388.56)円7/29(木)
27,782.42(+200.76)円7/30(金)
27,283.59(-498.83)
先週の日経平均株価は、週を通してマイナス264.41円(-0.96%)となった。
続落だ。
それでは、先週の具体的な出来事を振り返っていきたいと思う。
月曜日
月曜日の日経平均株価は続伸した。
日本の連休中に米株式相場が最高値を更新。
これを受けて、東京市場でも買いが入った。
ただ、アジア株式市場で中国・上海や香港の株式相場が大きく下げたことで、日本株の上値は抑えられた。
火曜日
火曜日の日経平均株価は3日続伸した。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要3指数が最高値となった流れを受け、東京市場でも買いが優勢となった。
ただ、節目の2万8000円が意識され、上値が重くなった。
またこの日、ソフトバンクグループ(SBG)が年初来安値を更新した。
このことも日経平均株価の重荷となった。
水曜日
水曜日の日経平均株価は大幅に反落。
下げ幅は500円を超える場面があった。
五輪開催中の東京都で27日に過去最多となる2848人のコロナ新規感染者数が確認され、神奈川、埼玉、千葉の3県も緊急事態宣言の要請を検討するとも伝わった。
このことから、経済活動の正常化が遠のくとの懸念が再び出てきたことが日経平均株価を押し下げた要因の一つだ。
また、中国当局がネット企業への統制を強化していることをきっかけに、前日までに上海総合指数などが大幅安となった。
これによって、特に中国との関わりが強い銘柄に売りが出た。
ソフトバンクグループ(SBG)は大幅安で年初来安値を連日で更新している。
木曜日
木曜日の日経平均株価は反発した。
この日の前日に、アドテストやスクリンが大幅増益となる決算を発表したほか、日産自も今期の最終黒字転換の見通しを公表した。
これによって、半導体関連株や自動車株をはじめ輸出関連銘柄への買いが入り日経平均株価を押し上げた。
金曜日
金曜日の日経平均株価は大幅に反落した。
これで、日経平均株価は1月6日以来の安値となった。
国内で新型コロナウイルスの感染に歯止めがかからず、この日政府は、大阪府や首都圏3県を宣言対象地域に追加することを決定。
これにより、経済活動の正常化が後退する懸念が広がった。
日経平均株価 日足チャート
それでは、中期のチャートを見てみよう。
こちらは、直近6ヶ月間の日経平均株価を日足で見たチャートだ。

日経平均株価 (日足 6ヶ月間)
日経平均株価は、前回今後完全に下降トレンドを描くと予想されると書いたが、その予想通り先週の日経平均株価はさらに下げることとなった。
前回書いたように、こうなると次に抵抗となり得るのは、週足で見たときの、長期移動平均線が描く、2万7000円ラインだろうか。
それすらも割り込むこととなれば、2万4000円台まで一気に下落することも想定しておかなければならない。
注意して備えておこう。
先週の保有銘柄の動きはどうだったか?
先週は、インフォコムが決算発表を迎えた。
その結果、22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.1%増の21.9億円に伸び、4-9月期(上期)計画の48億円に対する進捗率は5年平均の27.8%を上回る45.6%に達した。
また、直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の13.4%→13.6%に上昇した。(出処:SBI証券)
悪くない内容だと思う。
ただ、この結果、インフォコムの株価は10%以上下落。

インフォコム (日足 6ヶ月間)
最近上昇傾向だったものの、一気にその上昇を無にしてしまった。
まあ、決算発表の結果は、前年に対して上昇しているわけだから、悪くないと思うのだが、それだけインフォコムに対する投資家の期待が高かったということなのかもしれない。
とはいえ、これはさすがに下げ過ぎな気がする。
このような状況の場合、大きく反発することも考えられるが、どうなるだろうか。
とにかく、買い増すことも選択肢に入れて準備をしていきたい。
今週の注目イベントは?
先週発表された、米4-6月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済みの年率換算で前期比6.5%増となり、市場予想平均の同8.5%増に届かなかった。
市場予想平均を下回ったことで、緩和的な政策継続するとの見方が台頭し、結果、米株が買われる動きとなった。
今週は、2日に中国7月財新製造業PMIと米7月ISM製造業景況指数。
4日に米7月ADP雇用統計と同7月ISM非製造業景況指数が発表される。
また、6日に米7月雇用統計が控える。
さらに、国内では決算発表が続く。
これらに注目していきたい。
それでは、今週も頑張ろう。
現在の保有株
3543 コメダ
7270 SUBARU
9433 KDDI
8316 三井住友FG
8591 オリックス
3099 三越伊勢丹ホールディングス
3197 すかいらーくHD
3087 ドトール日レス
7867 タカラトミー
9467 アルファポリス
4348 インフォコム
3835 eBASE
3397 トリドールHD
現在の保有投資信託
三菱UFJ国際-eMAXIS NYダウインデックス
ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド
保有資産
現金残高:113,013円
株式:4,697,200円
投資信託:1,887,583円
計:6,697,796円
今週の主なイベントはこちら。
8月2日(月)
7月自動車販売台数=14時
7月消費動向調査=14時
◆決算発表=塩野義薬(4507)、大塚商会(4768)、AGC(5201)、菱重工(7011)、三菱UFJ(8306)中国7月Caixin製造業PMI=10時45分
米7月ISM製造業景況指数=23時
米政府、防衛や監視技術分野に関連すると見なされる中国企業59社への投資禁止を実施
◆決算発表=(欧州)エヌエックスピー・セミコンダクターズ(米国)アリスタネットワークス8月3日(火)
7月マネタリーベース=8時50分
10年国債入札
◆決算発表=住友化(4005)、協和キリン(4151)、花王(4452)、ZHD(4689)、日本製鉄(5401)、クボタ(6326)、ダイキン(6367)、SUBARU(7270)、丸紅(8002)、三井物(8031)、三菱商(8058)、オリックス(8591)、JAL(9201)米6月製造業受注=23時
◆決算発表=(アジア)アリババ・グループ・ホールディング、新東方教育科技(欧州)インフィニオン・テクノロジーズ(米国)アムジェン、ザイレム8月4日(水)
◆決算発表=東レ(3402)、三菱ケミHD(4188)、エーザイ(4523)、テルモ(4543)、ソニーG(6758)、いすゞ(7202)、トヨタ(7203)、ヤマハ(7951)、伊藤忠(8001)、住友商(8053)、ユニチャム(8113)、ソフトバンク(9434)米7月ADP雇用統計=21時15分
米7月ISM非製造業景況指数=23時
7月J.P.モルガン・グローバル・コンポジットPMI=5日0時
ブラジル中銀政策金利発表
◆決算発表=(米国)アルベマール、GM、ウーバー・テクノロジーズ、ブッキングHD8月5日(木)
10年物価連動国債入札
◆決算発表=資生堂(4911)、ダイフク(6383)、シャープ(6753)、ホトニクス(6965)、スズキ(7269)、ヤマハ発(7272)、島津製(7701)、オリンパス(7733)、バンナムHD(7832)、任天堂(7974)、NTTデータ(9613)英国金融政策発表
米6月貿易収支=21時30分
◆決算発表=(アジア)SMIC、TALエデュケーション(米国)ボール、コグネック8月6日(金)
6月毎月勤労統計調査、6月家計調査=8時30分
6月景気動向指数=14時
◆決算発表=旭化成(3407)、大塚HD(4578)、住友鉱(5713)、シスメックス(6869)、レーザーテク(6920)、SOMPOH(8630)、MS&AD(8725)、東京海上(8766)、菱地所(8802)、NTT(9432)、セコム(9735)インド準備銀行金融政策決定会合
米7月雇用統計=21時30分
米6月消費者信用残高=7日4時
◆決算発表=(欧州)ヴォノビア出処:SBI証券