マルハニチロ(1333)は2022年6月に株主優待制度の廃止を発表した。
本稿では、過去の株主優待の情報を記載する。
マルハニチロ(1333) | |
何がもらえる? | 自社商品3,000円相当 |
いつ買えばいい? | 3月末日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約25万円 (100株) |
配当金は? | 5,500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.20% |
マルハニチロ(1333)の株主優待の内容
まずは、マルハニチロ(1333)の株主優待の内容だ。
マルハニチロ(1333)の株主優待は、マルハニチロ商品(3,000円相当)だ。
保有株数が100株以上の株主全員がもらえる。
株主優待は以下の5品から、好きなものを1品選べるようだ。
①水産缶詰詰合せ
②瓶詰詰合せ
③海苔詰合せ
④DHA入り リサーラソーセージ
⑤ラ・カンティーヌ詰合せ
年に1回、3月末日の株主に配布される。
マルハニチロ(1333)とはどんな会社?
マルハニチロは、東京都江東区に本社を置く、水産食品メーカーだ。
元々、1880年創業のマルハと1906年創業のニチロが2007年に経営統合し「マルハニチロ」が誕生した。
現在では、水産食品業界で2位のニッスイに大きく差をつけて1位となっている。
東証プライム。
1943年設立。従業員数は連結で11,387人。
売上高は9,052億400万円。
純利益は25億3,700万円。
純資産は1,589億7,800万円だ。
(2020年時点)(参考:ウィキペディア)
マルハニチロ(1333)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のマルハニチロ(1333)の株価は、2,466円(2022年11月時点)だ。
100株だと「約25万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、マルハニチロ(1333)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
マルハニチロ(1333)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のマルハニチロ(1333)は魅力的かを見ていこう。
マルハニチロ(1333)の場合、配当利回りは2.20%だ。
100株分、約25万円投資したら→年間5,500円。
500株分、約125万円投資したら→年間27,500円がもらえる。
配当も少ないね。
最後にマルハニチロ(1333)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.20%だ。
今までは株主優待として毎年3,000円相当の自社商品がもらえたのだが、2022年以降この株主優待が廃止となることが発表された。
配当金の額は、今までよりも上がったが、それでもこれまでほどのお得感がなくなってしまった。
残念だが、配当目当てに投資をしたいと思えるような銘柄ではなかった。
次に行こう。