今日はオリックス(8591)の株主優待と配当について紹介する。
なお、オリックスは、2022年5月11日に株主優待制度の廃止を発表している。
株主優待がもらえるのは、2024年3月期分で最後となるようだ。
オリックス(8591) | |
何がもらえる? | ①株主カードと②カタログギフト |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 2023年9月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約22万円 (100株) |
配当金は? | 8,560円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 6.10% |
オリックス(8591)の株主優待の内容
まずは、オリックス(8591)の株主優待の内容だ。
オリックス(8591)の株主優待は、①株主カード(3月,9月)と②カタログギフト(3月)だ。
①株主カードは、オリックスグループ会社が提供するサービスを割引価格で利用できるカードだ。
詳しくはこちらから
保有株数が100株以上の株主全員がもらえる。
年に2回、3月末日と9月末日時点の株主に配布される。
②カタログギフトは、保有株数が100株以上の株主全員がもらえるが、保有期間によって内容が変わる。
保有期間が3年未満の場合、5,000円相当。
3年以上の場合、10,000円相当がもらえる。
年1回、3月末日時点の株主が対象だ。
オリックス(8591)とはどんな会社?
オリックスは、大阪府大阪市に本社を置く、大手総合リース企業だ。
元々、1964年に日綿実業(現双日)と三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)を主体に、リース会社、オリエント・リース株式会社として設立されたのが始まりだった。
その後、1989年に商号をオリエント・リース株式会社からオリックス株式会社に変更した。
現在は、グループでリースの他に、不動産、信託銀行、保険、証券会社、プロ野球球団など、幅広く事業を展開している。東証プライム。
1950年設立。従業員数(連結)は31,233人。
売上高は2兆2803億29百万円。
純利益は3027億00百万円。
純資産は3兆658億35百万円だ。
(2020年時点)(参考:ウィキペディア)
オリックス(8591)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のオリックス(8591)の株価は2,153円(2022年11月時点)だ。
100株だと「約22万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、オリックス(8591)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料263円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約22万円の投資で年間5,000円相当の優待がもらえるので、優待利回りは2.27%だ。
悪くないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日と9月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日と2023年9月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
9月は、9月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
オリックス(8591)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のオリックス(8591)は魅力的かを見ていこう。
オリックス(8591)の配当利回りは3.89%だ。
100株分、約22万円投資したら→年間8,560円。
500株分、約112万円投資したら→年間42,800円がもらえる。
かなりいいね。
配当の基準日は?
オリックス(8591)の配当の基準日は3月末日と9月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年3月29日と2023年9月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後にオリックス(8591)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは6.10%だ。
かなり良いね。
優待の内容も充実しているし、配当もなかなかの高水準だ。
3年以上保有すると優待でもらえるカタログギフトが1万円分にグレードアップするので、長期保有にも向いている銘柄だと思う。
僕も現在株主優待と配当目当てに100株保有している。
ただ、冒頭でも書いたが、そんな株主優待を2024年を最後に廃止することをすでにオリックスが発表している。
元々株主優待目当てに保有している方も多いと思うが、残念だね。
気になる方はチェックしてみてほしい。