株主優待

ニデック[旧:日本電産](6594)の株主優待と配当はオススメか?

今日も日本株でおトクな銘柄を探していきましょう。

今回はニデック[旧:日本電産](6594)の株主優待と配当について分析していきたいと思います。

日本電産(6594)
何がもらえる? オルゴール記念館入館券など
いつ買えばいい? 2023年9月29日
2024年3月27日
(年2回)
いくら買えばいい? 約79万円
(100株)
配当金は? 7,000円
(100株)
優待と配当の合計利回り 1.01%

ニデック[旧:日本電産](6594)の株主優待の内容

まずは、ニデック[旧:日本電産](6594)の株主優待の内容です。

ニデック[旧:日本電産](6594)の株主優待は、①日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」無料入館リーフレット、②オルゴール(抽選)、③国内事業所見学(抽選)です。

①は、保有株数が100株以上の株主全員がもらえます。
また、来館時5,000円以上の商品を購入した場合、購入価格の10%割引となるようです。

②は、3年以上保有の株主を対象に、抽選で100名に、5,000円相当のオルゴールが。
10年以上保有の株主には抽選で10名に、75,000円相当のオルゴールが当たります。

③は、10年以上保有の株主を対象に、抽選で50名に当たります。

なお、①と②は3月末日の株主に配布されます。
③は9月末日の株主に配布されます。

日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」は、オルゴール製造をしている日本電産の子会社「日本電産サンキョー」が手掛けるオルゴールミュージアムです。
入館料は大人1,000円なので、株主になると毎年1,000円得することになります。

ただ、正直いらないですよね。
いくらタダで入館券をもらってもミュージアムに行かなければ価値の無い紙です。

ニデック[旧:日本電産](6594)とはどんな会社?

日本電産は、京都府に本社を置く、電気機器製造メーカーだ。

元々、1973年京都市において創業者の永守重信が会社を設立し、精密小型ACモーターの生産をしたことが始まりだった。
現在は、精密小型モーターの開発・製造においてシェア世界一となっている。

東証プライム。
1973年設立。

従業員数(連結)は112,551人。

売上高は1兆6180億64百万円。
純利益は1219億77百万円。
純資産は1兆1139億69百万円だ。
(2021年時点)

(参考:ウィキペディア)

ニデック[旧:日本電産](6594)の株主優待はいくらでもらえる?

現在のニデック[旧:日本電産](6594)の株価は7,941円(2023年6月時点)です。
100株だと「約79万円」で購入できる。

ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、ニデック[旧:日本電産](6594)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料920円がかかります。(SBI証券の場合)

クロス取引についてはこちら

約79円の投資で、1,000円相当の株主優待がもらえるので、優待利回りは0.13%です。

ほぼ”無い”に等しいですね。

具体的に権利日はいつ?

株主優待の基準日は、3月末日と9月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。

実際の権利日は、2023年9月27日と2024年3月27日となので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。

クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、9月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月28日に現渡決済すればOK。
3月は、3月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月28日に現渡決済すればOK。

一目でわかる株主優待カレンダーはこちら

ニデック[旧:日本電産](6594)の配当は?

次に、配当目的の投資として考えた場合のニデック[旧:日本電産](6594)は魅力的かを見ていきましょう。

ニデック[旧:日本電産](6594)の配当利回りは0.88%です。

100株、約79万円投資したら年間7,000円
500株、約395万円投資したら年間35,000円がもらえます。

配当もかなり少ないですね。

最後にニデック[旧:日本電産](6594)の株主優待と配当をまとめてみると

優待と配当合わせて利回りは1.01%です。

こう見ると、優待や配当はおまけといった感じですね。
日本電産は日本を代表する優良企業なので、優待や配当目当てではなく、キャピタルゲインを目指した投資をするべき銘柄だと言えそうです。

気になる方はチェックしてみて下さい。

日本電産 IR情報