今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は永谷園ホールディングス(2899)の株主優待と配当について分析していく。
永谷園ホールディングス(2899) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2023年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約21万円 (100株) |
配当金は? | 3,100円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.95% |
永谷園ホールディングス(2899)の株主優待の内容
まずは、永谷園ホールディングス(2899)の株主優待の内容だ。
永谷園ホールディングス(2899)の株主優待は、永谷園グループ製品詰め合わせ1,000円相当だ。
保有株数が100株以上の株主全員がもらえる。
年に1回、3月末日の株主に配布される。
なお、優待の発送は、6月上旬だ。
お茶漬けの素やふりかけがもらえるようだ。
あると助かる優待だね。
永谷園ホールディングス(2899)とはどんな会社?
永谷園ホールディングスは、食品メーカーの永谷園グループを傘下に持つ持株会社だ。
永谷園の始まりは、江戸時代までさかのぼる。
現在の京都府に位置する山城国湯谷村で永谷宗七郎が煎茶の製法を開発したのが始まりだ。その後、10代目にあたる永谷嘉男によって1952年に創業。
この年、 「江戸風味 お茶づけ海苔」を発売している。1983年に東証一部に上場した。
代表的な商品には、「お茶づけシリーズ」「おとなのふりかけシリーズ」即席ちらし寿司の素「すし太郎シリーズ」などがある。(参考:ウィキペディア)
永谷園ホールディングス(2899)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の永谷園ホールディングス(2899)の株価は2,096円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約21万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、永谷園ホールディングス(2899)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約21万円の投資で、1,000円相当の株主優待がもらえるわけだから、優待利回りは0.48%だ。
うーん、ちょっと少ないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
永谷園ホールディングス(2899)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の永谷園ホールディングス(2899)は魅力的かを見ていこう。
永谷園ホールディングス(2899)の場合、配当利回りは1.48%だ。
100株分、約21万円投資したら→年間3,100円。
500株分、約105万円投資したら→年間15,500円がもらえる。
配当も少ないね。
最後に永谷園ホールディングス(2899)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.95%だ。
ちょっと物足りないね。
ただ、2018年度までは、株主優待の対象株主が1,000株以上保有の株主だったので、それに比べるとずいぶんと優待が手頃になった。
優待の内容も悪くないので、もう少し株価が下がれば検討してみても良さそうだ。