今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回は船井総研ホールディングス(9757)の株主優待と配当について分析していく。
船井総研ホールディングス(9757) | |
何がもらえる? | QUOカード(クオカード) |
いつ買えばいい? | 2023年12月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約28万円 (100株) |
配当金は? | 6,500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.50% |
船井総研ホールディングス(9757)の株主優待の内容
まずは、船井総研ホールディングス(9757)の株主優待の内容だ。
船井総研ホールディングス(9757)の株主優待は、QUOカードだ。
保有株数が100株以上1,000株未満の場合、クオカード500円分。
1,000株以上5,000株未満の場合、クオカード1,000円分。
5,000株以上10,000株未満の場合、クオカード5,000円分。
10,000株以上の場合、クオカード10,000円分がもらえる。
年に1回、12月末日時点の株主に配布される。
クオカードは使い勝手が良いので嬉しいね。
船井総研ホールディングス(9757)とはどんな会社?
船井総研ホールディングスは、大阪府大阪市中央区の経営コンサルティング会社だ。
創業者は船井幸雄。
2000年に3代目社長に小山政彦が就任、2005年に東証一部に上場。
2010年3月に4代目社長の高嶋栄が就任。年間のクライアント社数は、約8,000社。
クライアント企業の業種属性は、BtoCビジネスからBtoBビジネスまで幅広く、アミューズメント、不動産、小売、飲食・サービスなど細かく業種・業態・分野を分けて区分すると約140分野以上になるそう。BtoCビジネス、さらには、サービス業を生業とするクライアント企業の比率が高いという。
コンサルティング内容は、プロジェクトによる提案だけではなく、日々具体的になすべき実行・実践項目(アクションプラン)を毎月訪問して管理・修正提案する“月次支援”と呼ばれる独自のコンサルティングスタイルを有しているところが、船井総研の特徴だ。
東証プライム。
1970年設立。従業員数(連結)は783人。
売上高は160億3417万円。
純利益は30億7842万7000円。
純資産は105億8955万9000円だ。
(2018年時点)(参考:ウィキペディア)
船井総研ホールディングス(9757)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の船井総研ホールディングス(9757)の株価は、2,817円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約28万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、船井総研ホールディングス(9757)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約28万円の投資で年間500円分のQUOカードがもらえるので、優待利回りは0.18%だ。
かなり少ないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年12月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の12月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
船井総研ホールディングス(9757)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の船井総研ホールディングス(9757)は魅力的かを見ていこう。
船井総研ホールディングス(9757)の配当利回りは2.32%だ。
100株分、約28万円投資したら→年間6,500円。
500株分、約140万円投資したら→年間32,500円がもらえる。
配当も少ないね。
配当の基準日は?
船井総研ホールディングス(9757)の配当の基準日は12月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年12月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後に船井総研ホールディングス(9757)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.50%だ。
うーん、ちょっと物足りないね。
株主優待がQUOカードなので、使い勝手が良いのは嬉しいのだが、ちょっともらえる額が少なすぎる。
特に最近は以前に比べて株価がかなり上がってきてしまった。
その分配当も上がったが、それでもお得感は少ない。
残念ながら優待と配当目当てで投資をしたくなるような銘柄ではないね。