今日も日本株でおトクな銘柄を探していこう。
今回はパイロットコーポレーション(7846)の株主優待と配当について分析していく。
パイロットコーポレーション(7846) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2023年12月27日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約44万円 (100株) |
配当金は? | 10,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.66% |
パイロットコーポレーション(7846)の株主優待の内容
まずは、パイロットコーポレーション(7846)の株主優待の内容だ。
パイロットコーポレーション(7846)の株主優待は、パイロット商品だ。
具体的には、①実用筆記用具セット(1,700円相当)、②株主限定仕様の高級筆記具(10,000円相当)がもらえる。
保有株数が100株以上1,000株未満の場合、①1セット。
1,000株以上の場合、①と②がそれぞれ1セットずつもらえる。
年に1回、12月末日時点の株主に配布される。
筆記用具は日頃からよく使う物なので、優待としてもらえるのは嬉しいね。
パイロットコーポレーション(7846)とはどんな会社?
パイロットコーポレーションは、筆記具や手帳などのステーショナリー事業を主軸に、「メルちゃん」シリーズで知られる幼児玩具を製造・販売を行っている企業だ。
元々、1918年に東京高等商船学校教授の並木良輔が、株式会社並木製作所を設立して創業したのが始まりだった。
1938年にパイロット萬年筆株式会社に、1989年に株式会社パイロットに商号を変更している。2002年1月には、株式会社パイロット、パイロットインキ株式会社、パイロットプレシジョン株式会社のグループ3社が共同株式移転を行い、持株会社の株式会社パイロットグループホールディングス(現在の法人)を設立して、純粋持株会社制に移行した。
2003年に、株式会社パイロットグループホールディングスが株式会社パイロットを吸収合併したうえで、株式会社パイロットコーポレーションに商号変更し、事業持株会社に移行。
2008年には、株式会社パイロットコーポレーションがパイロットプレシジョン株式会社を吸収合併している。シャープペンシルやボールペンはドクターグリップがヒット商品となった。
また、「消せるボールペン」フリクションボールは、2014年にはシリーズ累計10億本を突破するヒット商品となっている。東証プライム。
2002年設立。従業員数(連結)は2,609人。
売上高は1,030億57百万円。
純利益は142億70百万円。
純資産は1,023億48百万円だ。
(2021年時点)(参考:ウィキペディア)
パイロットコーポレーション(7846)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のパイロットコーポレーション(7846)の株価は、4,380円(2023年3月時点)だ。
100株だと「約44万円」で購入できる。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、パイロットコーポレーション(7846)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料473円がかかる。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約44万円の投資で年間1,700円相当の優待がもらえるので、優待利回りは0.39%だ。
うーん、少ないね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日だ。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようだ。
実際の権利日は、2023年12月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができる。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の12月28日に現渡決済すればOKだ。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
パイロットコーポレーション(7846)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のパイロットコーポレーション(7846)は魅力的かを見ていこう。
パイロットコーポレーション(7846)の配当利回りは2.27%だ。
100株分、約44万円投資したら→年間10,000円。
500株分、約220万円投資したら→年間50,000円がもらえる。
配当も少ないね。
配当の基準日は?
パイロットコーポレーション(7846)の配当の基準日は6月末日と12月末日だ。
実際の権利確定日は、2023年6月28日と2023年12月27日なので、この日に株を保有していると配当がもらえる。
最後にパイロットコーポレーション(7846)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.66%だ。
うーん、ちょっと物足りないね。
優待としては魅力的だったが、この利回りの低さは少し残念だ。
最近は、以前よりも株価が下がってきたが、それでもお得感はそこまでなかった。
これだったらもっと利回りの良い銘柄に投資をして、その配当などでパイロット製品を買った方がよっぽど良いね。
次に行こう。