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あなたはサーベルタイガーになっていないか?「部下が使えない」と思っている人が知っておくべきこと

何気に色々と考えさせられるこの記事。

大人は、口や態度に出してはいけないことがある。

僕も今は10人くらいの部下を持つ立場だけれども、部下の育成については、いつも頭を悩まさせられる。
だからこそ、この記事の内容は共感できた。

ストレスは思考を停止させる

特に、「ミスを責められた人間は、瞬時に状況を判断する能力を失います。」というのは、非常に共感できる。

僕自身、毎日毎日上司に口うるさく叱られている時期があった。
そうすると、そのうち、思考できなくなるんだよね。

人の脳は、過度なストレス下では、通常の判断力を失うもの。
前も紹介したように、適度なストレスならノルアドレナリンが分泌されて、一時的に能力がアップするんだけれども、それが過度なストレスになると、逆に能力はダウンするんだ。

人間に組み込まれたアルゴリズム

原始時代に、目の前にサーベルタイガーが現れたら、戦うか逃げるかに集中する必要があるよね。
そこで冷静に状況判断する時間は無い。
だから、人はストレスを感じると臨戦態勢に入り、冷静さを失うんだ。

現代の僕ら人間にも、原始時代から続くそんなアルゴリズムが組み込まれている。

つまり、上司がサーベルタイガーになると、何も聞こえなくなる。
そんな上司が言ってくれる、ありがたいはずの説教なんて、無駄でしかない。

怒る上司がアウトプットなんて出せる訳がない

だから、僕は部下には怒らないと決めている。

そりゃ、イライラして怒鳴り散らしたくなることもある。
けど、部下に本当に成長してほしいなら、違うやり方をするべきだと思うから。

僕の前の上司もそうだけど、職場には、部下に怒鳴り散らしている人がたくさんいる。
そういった上司の部下はたいがい死んだような顔をしている。
そんな人たちが集まった組織が素晴らしいアウトプットを出せるわけが無いよね。

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